今年も楽しみのひとつ、手取川でサケ有効利用調査が開催されることが確定しました!!
このサケ有効利用調査は、全国各地のいくつかの河川で合法的にサケ釣りを楽しむことができるイベントで、各河川には多くのファンが全国から集まります
僕が毎年釣行する河川は、石川県の手取川になります
応募は受付中とのことです ※僕は既に応募しました!!
※2023年は応募方法が変更されておりますので、お気をつけ下さいね
※手取川サーモンフィッシング公式サイトはこちらからご覧いただけます
この記事を通じて、手取川サーモンフィッシングに関する理解を深めることができます
河川は毎年大きく変化します、釣れるポイント(場所)も年ごとに変動するため、調査当日は朝一番で入ったポイントであっても、アタックがなければ移動することを考えると良いでしょう
また、現地の情報や近年の傾向についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください
※この記事は、ルアーを使用してサケを狙う方を対象にしています
仕掛け
僕は主にスプーン+タコベイトの組み合わせを使用しております
時折プラグ(ミノー、バイブレーション)も試して挑戦しています
スプーン+タコベイトは手取川サーモンフィッシングの一番オーソドックスな仕掛けです
オススメのスプーンについてはこちらの記事よりご確認下さい!!
タコベイトで一般的なものと言えばヤマシタさんのタコベーになります
針は2寸以上のサイズを選択すれば良いかと思います
僕は個人的にはがまかつさんのGトレーラーがお気に入りで良く使っております
昨年はクリアカラーのタコベイトでの実績が多い傾向にありました
過去の釣果
昨年(2021年)の釣果を振り返ってみると、右岸での釣行は1日目に20回のヒットがあり、そのうち1匹のキャッチに成功しました
2日目も右岸で10回のヒットがあり、そのうち4匹をキャッチすることができました
一方、左岸では3日目の釣行でアタリもキャッチもゼロとなりました
そして4日目の右岸ではアタリは取れませんでしたが、結果的に2匹のキャッチに成功しました
全体としては20ヒットで7キャッチという結果となりました
※お遊びロッドを使用していたのでバラしは多めですww
- 2022年の釣果についてはこちらの記事よりご確認頂けます
- 2023年の釣果についてはこちらの記事よりご確認頂けます
ポイントについて
川の特性は毎年変わり、釣れるポイントも上流が有利な時もあれば下流が有利な時もあります
また、右岸が良い場合や左岸が好調な時もあります
1日だけの釣行の場合、運も重要な要素となります
また、サケの遡上数は年々減少しており、爆釣を期待している方には、難しい釣りになる可能性が高いです
そのため、多少期待を持ちつつも楽しみながら釣りに挑むことをおすすめします
渓流や川での釣りを続けていると、魚がどの地点に集まりやすいか?を感覚的につかむことができます
しかし、サケ釣りにおいてはそれだけでは十分ではありません
サケは非常に遊泳力があり、他の魚が滞在できないような流れの中などにもいることが多くあります
そのため、通常の釣りのメソッドだけではうまく釣果を上げることが難しい場合が多く、ベテランアングラーたちも頭を悩ませることがあります
サケは、流れの中や他の魚が滞在しにくい場所にも着いている為、僕達が考える場所に居てくれないことが多くなります
そのため、サケ釣りにおいては独自のアプローチや戦略が求められます
新たな方法を試してみることで、より一層の釣果をあげる事ができるかもしれません
手取川で良く言うはれている事と近年の状況
手取川サーモンフィッシングにおいてよく言われているポイントや情報を紹介します
まず、サケの正規の遡上ルートは左岸側にあるため、左岸での釣りが有利です
ただし、左岸エリアは1日券しかなく、金額もやや割高になっています
釣りのタイミングとしては、朝一、昼前、そして昼の2時から3時頃には地合いのようなものがあると言われています
この時間帯にアタリが増えることが期待されますね
手取川サーモンフィッシング区間内は、国土交通省がサケが留まりやすいように掘削を行い、良い釣り場が整備されています
ウエーダーの必要なポイントも多いので、初めて行かれる方は準備しておくのが良いかと思います
しかし、上流部の新幹線工事の始まりや崖崩れなどにより、これまでの通説が覆ることが増えてきました
この変化は悪い方向に影響を及ぼしていると思われております
近年の状況を振り返ってみると、2021年は左岸エリアはほとんど釣果が得られず、右岸も下流部のポイントでわずかに魚がまとまる程度で、全体的にはあまり好調とは言えない状態でした
2020年の状況を振り返ると、左岸ではどのポイントでも安定した釣果があった一方で、右岸エリアでは上流側に魚が密集している印象がありました
※これらの情報は公式のデータではなく、僕自身が現地で確認した情報に基づいています
右岸情報
前述した通りですが、右岸エリアに関しては、2021年は下流域が好調であり、2020年は上流域での釣りが好調でした
年ごとに適したポイントが大きく変動していますね
2021年の右岸エリアでは、川が絞られ、調査区間の下流から中流にかけてサケが遡上するルートに浅瀬が形成されていました
その結果、中流部に到達出来ないサケたちが下流に集まる傾向が見受けられました
もちろん、浅瀬を乗り越えて上流に進むサケもいましたので、中流部での釣果も散見されます
2020年には、上流の調査区間の終点手間の川のカーブが注目されていました
特に、カーブ対岸への遠投が非常に効果的で、多くの釣果が報告されました
ただし、2021年にはそのカーブ自体が存在しなくなっていました
釣果区間上流部は浅いポイントが多い為、フォレストさんのリアライズが有効です
サーモンに特化したカラーもあります!!
重さは18gか21gが良いかと思います
左岸情報
左岸エリアに関しては、全体的にバランスの良い釣果が期待できる印象です
特にJRの下流エリアが釣りやすいポイントとして挙げられます
JRの橋から約50メートルほど下流には、川を横切るように土嚢袋が配置されている場所があります
ここは、底を遡上してきたサケがネズミ返しのように下流に戻るポイントとなっており、そのポイントは狙い目とされています
水が引いたタイミングで観察すると確認できるでしょう
ただし、足場が高くなっているため注意が必要です
また、個人的な経験から、左岸エリアの上流部も好きなエリアのひとつです
川が2つに割れている地点の下流側は、流れが強く、重めのスプーンで底を這わせることで、アタックを引き出す事が出来ます
2021年は左岸エリアの釣果が芳しくありませんでしたが、新たなシーズンに向けて期待が高まりますね
ちなみに、2021年の経験として、左岸下流に入って土嚢袋周りでスプーンを何度もロスト(失くす)し続け、結局3時間で撤退する釣行日がありましたww
皆様もお気を付け下さいね!!
また、左岸エリアではウグイなどの外道に遭遇することも多いです
2023年は現地の下見状況から、JR下流の釣り易いポイントでアルミんをゆっくり巻いても良いかな?と思っています
オススメ調査日について
手取川サケ有効利用調査に申し込む際に、いつの調査に参加するかは重要なポイントです
調査開始前半に申し込んだ場合、その時点で遡上が始まっていない可能性があります
そのため、釣りの対象となるサケが少なかったり、まだポイントに到着していないことがあります
ただし、前半で良い状況に遭遇出来れば新鮮な銀ピカのサケに出会うチャンスが広がります
調査終盤に申し込んだ場合、遡上が進んでおり釣果が期待できる可能性が高くなります
しかし、ブナが進行しているサケは「ゾンビ」とも形容されるように、エネルギーを消耗してしまっていて、見るからに傷んでいる状態になってしまっていることがあります
その結果、引きが弱かったり、食べれない状態で釣れる場合もあります
申し込みのタイミングは運に左右されることが多いですが、公式ホームページの発信や遡上の進行状況を考慮して、自分の目的に合った時期を選ぶことが重要です
最適なタイミングでの参加に当たり、フレッシュなサケとの出会いを楽しみたいですね
最後に
今回は手取川サケ有効利用調査に役立つ情報をまとめてご紹介しました
調査の結果はインターネットやSNSを通じてさまざまな方法で共有されています
手取川サケ有効利用調査には、ベテランの方々からカップル、家族連れまで、幅広い方々が各地から訪れています
毎年、より難易度が高まり、一日中竿を出しても魚に出会えないこともあるかもしれません
僕が多くの方とお話をさせていただいた中で気付いたことは、サケ釣りが初めての方々にとっても、サーモンフィッシングは非常に魅力的な趣味であるということです
同じ趣味に興味を持っていただいたのならば、楽しみながらこれからも続けていただきたいと思っております
サケ釣りは自然相手の釣りですが、上流部の新幹線工事や土砂崩れにより川の状況が悪い方に変わりつつあります
中々難しい状況ではありましたが、2021年はそれでも楽しむことができました
この記事が、少しでも多くの方にとってチャンスを広げる一助となれば幸いです
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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