ルアーフィッシングの中でも特に難易度が高く、格式が高いとされているのがサクラマスフィッシングになります
特に北陸のサクラマスは希少性が高く河川によっては釣り上げると「10年自慢出来る」などともされています
そんな難易度の高いターゲットですが、その独特の雰囲気や釣り人同士の一体感から愛好者も多くいらっしゃいます
またそんな雰囲気を動画などで見て、挑戦を検討されている方も多いのではないでしょうか?
今回は、
北陸のサクラマス釣りを検討されている方に向け、必要な情報を1本の記事にしました
最後までご覧頂ければ、
北陸でサクラマスを取る為の一助にして頂ける内容となっております
宜しくお願い致します!!
また北陸のサクラマス釣りに関して当ブログでは沢山の記事をご用意しております
こちらのインデックス記事より各記事にアクセス出来ます!!
北陸(石川県、福井県)でサクラマスが狙えるメジャーな河川
サクラマスはヤマメが海に降りて戻って来た魚になります
その為、上流部にヤマメの住んでいる河川では大体狙う事が可能です
近年では野生(ネイティブ)のものに加え、放流も盛んに行われています
そんな中、漁協が特に力を入れていて魚影が濃いとされてる石川県、福井県の大型河川は下記になります
九頭竜川
サクラマス釣りの聖地とされ全国から釣り人が集結する河川になります
釣り下りのルールなどのローカルルール等、事前の下調べが必要です
(下記で情報収集方法については紹介致します)
九頭竜川はダムの放水や雨での増水などで釣行が出来なくなる日も多い河川ですので、県外からお越しの際は事前の情報収集は必須になります
下記でご紹介します越前フィッシングセンターの店長さんも増水日に釣行される方が多い事をぼやいておられました
九頭竜川で釣れたサクラマスは格式が高いとされ「10年自慢出来る」ともされております
やはりミノーを使用して釣る事に憧れる河川ですよね!!
しかし飛び道具としての地位を築いて来たバイブレーションでの釣果が近年増えております
レンジバイブはもはや定番で皆様タックルボックスに1つは忍ばせているのではないでしょうか?
川島さん(バスディ)もレンジバイブを九頭竜川で多様しております
ヒットさせている動画もYouTubeなどで見る事が出来ます
サムバイブレーションもYouTubeでの釣果が散見されるルアーなので、sashimiも昨年よりSSタイプを使用しております
まだsashimiの釣果はありませんがゆっくり攻められるバイブレーションには重宝しております
越前フィッシングセンターさんのダービーにも九頭竜川のヒットルアーとしてよく紹介されております
九頭竜川サクラマス釣りでのメインの漁協は九頭竜川中部漁業共同組合さんになります
ホームページはこちらより
手取川
sashimiのサーモンフィッシングの記事でも紹介している手取川もサクラマスが遡上する河川として地元では人気の河川になっております
2022年ティモン藤村さんが犀川を離れて通い詰め貴重な1本を絞り出した河川になります
1本を絞り出したルアーはトリコロールバイブ60【金アユ】でしたね
上州屋金沢金石店さんのホームページでも紹介されておりました
渋い年のシーズンの後半だったと記憶しております、しんどかったと思いますww
手取川でのサクラマス釣りを管理されている漁協さんは白山手取川漁業協同組合さんになります
ホームページはこちらより
犀川
犀川は街中を通る河川ですがアクセスが容易な事やサクラマスの魚影の濃さから、各メーカーの方が足繁く通う河川となっております
犀川はトリコロールGTでの釣果が多い河川になります
上州屋金沢金石店さんの品揃えがそのオススメ具合を物語っております
毎年やっているオリカラも楽しみですが2023年よりDRタイプが加わったのでしばらくは無いかもしれませんね
漁協は金沢漁業協同組合さんになります
ホームページはこちらより
その他サクラマスの遊魚券を発行するローカル河川は石川県、福井県にいくつか存在しております
九頭竜川、手取川、犀川の情報収集方法
サクラマスは群れで遡上する事が多い為、
釣れている場所の情報を手に入れることはサクラマスに近づくもっとも近道と言えます
もちろん釣れた場所には釣り人が集結しますww
しかし、
- 真昼の人が少ない時間に入ってみたり
- そのポイントの前後に入ってみたり
する事でこれまでにsashimiもサクラマスを何度もキャッチする事に成功しております
【情報】については各河川で集め方が異なりますので下記にまとめていきますね
九頭竜川の情報収集
SNSでの情報収集
釣り人の規模が桁違いの九頭竜川の情報は、
- YouTube
- Instagra
での情報収集がとても効率的です
釣具店に掲載前の情報も沢山ありますので、先ずは「#九頭竜川」や「#サクラマス」で検索してみるのが良いかと思います
※九頭龍川と検索すると別の情報が出て来たりもしますので検索ワードを変えての検索もオススメですよ
越前フィッシングセンターさんHPや店舗での情報収集
九頭竜川と言えば越前フィッシングセンターさんになります
サクラマスダービーの更新での情報収集や店舗でも店長さんがタイムリーな情報を包み隠さず教えてくれます
越前フィッシングセンターさんホームページはこちらより
アクセスは下記のマップより!!
毎年恒例のオリジナルカラーも楽しみのひとつですね!!
しっかり考えられているカラーなので実績も高いです
ダービーの釣果にもかなり登場します
フィッシングポイントさんHPや店舗での情報収集
越前フィッシングセンターさんの近くにある店舗さんですが、出入りされているお客さんも違うので独自の情報を持っている事も多くあります
フィッシングポイントさんのホームページはこちらより
アクセスは下記のマップより!!
渓流トラウトフィッシングを支援されている事もありローカル河川の日野川、足羽川についても教えて貰えますよ!!
フィッシャーズ福井店さんInstagramでの情報収集
主に商品の入荷情報が発信されていますが、2024年は九頭竜川での釣果も紹介されていました
これからも情報を発信していってくれそうですのでフォローして見るのも良いかと思います
かなり詳しく情報が載っているので宜しければサクラマスの投稿をチェックして見てください!!
上州屋金沢金石店さんの「釣り情報」
石川県【金沢】の釣具店ですが店員さん、お客さんも九頭竜川に釣行しているようで、釣果の記事も見られます
手取川の情報収集
3河川の中で情報が一番少ないのが手取川です
小松の上州屋さんでもサクラマスダービーをやっていますが、店舗も出来て間もないという事もあり上州屋金沢金石店さんでの情報収集が良いかと思います
※上州屋金沢金石店さんは犀川の情報についてもシーズン中、細かく発信されていますので参考になります
上州屋金沢金石店さんのホームページはこちらより
アクセスは下記のマップより!!
メーカーの方も頻繁に情報をリークしてくれています
犀川の情報収集
犀川はメーカーの方が釣果や様子をInstagramで発信しているものや、サイトに記載されているものが参考になります
Google検索で、犀川 サクラマス、と検索すると情報がたくさん出てきます
※犀川は名前が同じである長野県の犀川殖産と勘違いしないように注意が必要ですね
釣具店では上記でもご紹介の上州屋金沢金石店さんのホームページの記事や店舗での情報が頼りになります
サクラマスを釣る為のタックル
北陸でサクラマス釣行を考えた際に先ず気になるのはタックルについてですよね?
下記にてオススメのタックルについて紹介させて頂きます
リール
基本はスピニングリールの3000番のハイギヤで良いかと思いますが、九頭竜川など川幅の広い河川をメインでお考えの方は4000番の選択もありかと思います
ベイトだとアブのアンバサダーなどマニアックなものを使用している方が多い印象です
もちろん最新のカルカッタコンクエストやアンタレスの方もいらっしゃいます、どちらかといえばトラウト類はカルカッタのイメージですね
sashimiのリールはツインパワーC3000XGを使用しております
sashimiの入るポイントは川幅もそれほど広くはなく、水深もそこまでありません
その為3000番クラスの使用になります
ツインパワーを使う理由についてはこちらの記事に詳しく書いております
ツインパワーの最新モデルは24モデルになります
剛性、使用感がかなり良いので、sashimiは3000番の他にも2000番のものと4000番のものも所持しております!!
旧20ツインパワー↓
サクラマスは掛けてからが大変です、
- 縦横無尽に暴れ
- 走りも速い為
ドラグ性能の良い上位機種のモデルが求められます
中々ヒットしないサクラマスなので、チャンスをものにする為にもしっかりとした道具で臨みたいですね
2024年の前半の釣行にはツインパワーと双璧をなすダイワさんのセルテートを使用しました
モデルはLT-3000XHを選びました
セルテートは巻き感がシャープなのでどんどん打ちながら動いて行く釣りに適しています
ドラグ性能も問題無く、2024年、2本のサクラマスのキャッチに成功しております
2024年のシーズン後半戦は24ツインパワーに持ち替えました
番手はC3000XGになります
やはり「巻きのシマノ」と呼ばれるように巻いていてとても気持ちが良いですね
釣れないサクラマスの悶々期間も快適に過ごせます
ツインパワーはサクラマスの後半戦に導入し、2024年、1本を取ることに成功しました
ラインシステム
sashimiの使用しているラインはPE1.5号、リーダーはナイロンの5号〜6号になります
沈み根などが点在するポイントに入ることが多いため、メインライン、リーダーは強いラインにしております
ラインはコスパの良いシマノさんのピットブルを1〜2週間で交換しています
そんな頻度での交換なので4つ編みのリーズナブルなものを使用しております
ブルーのものとグリーンのものは特に気にせずネットで安い方をまとめて買っています
中々釣れない魚ですので、伸びのあるナイロンをリーダーにする事で走った際の衝撃を和らげキャッチ率を少しでも上げようと考えております
リーダーは専用のものではなく、シーバス用のものを兼用して使用しております
リーダーの長さはヤジリくらいの長さにしております
このラインシステムを使用する場合で近年流行りのガイドが小さいモデルのロッドを使用する場合は、接続部は巻き込まないでキャストした方がトラブルを抑えられます
ロッド
初めての1本については長さを8’0〜8’6ftくらいまでで選ばれると様々な場面で使って頂けるかと思います
サクラマスに関してはシマノさんのカーディフシリーズに様々なラインナップがあり予算に応じて選ぶことが出来るのでオススメです
シーバスロッドでも釣行可能ですが、釣れない時間を快適に過ごす為に「専用の道具を使用する」というのもサクラマスに近づく1つかと思います
最上位のモンスターリミテッドは中々お目にかかれないレアロッドになっております
北陸の小、中規模河川で使いたい77は現在、奇跡的にネットで予約を受付けております
いつまで在庫があるのか分かりませんが、83MLも現在購入可能です
初めての1本という事であればカーディフNXを選ばれては如何でしょうか?
こちらも予約製品ですが解禁に間に合いそうですね!!
カーディフNXはリーズナブルなシリーズですがしっかりとしたロッドですよ!!
sashimiのサクラマスロッド紹介
ここでは実際にsashimiが使っているロッドを紹介させて頂きます!!
マニアックな内容になっておりますので、興味のある方のみご覧くださいww
ロッド(メイン)
メインのロッドはM&Nコーポレーション、トゥイッチンスペチアーレ 8’6になります
使用感としてはとても軽く、1日振っていても疲れないようなロッドで感度もすごく良いです
またミノーの使いやすさ(流れに馴染ませやすい)はピカイチかと思います
スプーン(18g前後)も問題なく使っております
スプーンを使用する際はティップ部を労わる為に投げ方に工夫は必要かと思います
近年のサクラマスを狙うアングラーにもよく支持されているロッドかと思います
少し気になる点としては個人的にはウエダ血脈のロッドにしてはハリがとても強いので、
- ランディング直前の最後に走られた時
- 掛かった直後の流れに乗って走られた場合
に弾かれる様にバレる事が多くなっているように感じております
このロッドを導入した2022年はかなりバラシが続いた年になってしまいました
慣れもあり2023年にはしっかりキャッチ出来るようになって来ました
2024年は7ヒット、3キャッチとなりました
サクラマスはバラした悔しさも思い出に残ってしまいますww
サブロッド1
スティンガーディープ 8’2(改)
こちらは狭い川幅のポイントでウェディングをする際などによく使っているロッドになります
手取川サーモンフィッシングではメインのロッドとして使っております
スティンガーディープやスーパースティンガー、トラウトスティンガーなどの上部がコルク+スクリューのモデルはクラック破損する事が多く、このスティンガーディープも壊れてしまった為、ソルティープラッガーのシステムに似せてビルダーの方にリペアーしてもらいました
ボロン素材特有の粘りの強さが生きており、ウエダのロッドの中ではサーフェイストゥイッチャーに次いで固い部類に入りますが、しっかりバットから食い込んで魚に追従くれるため、安心したやりとりができます
カスタムの際、ウエダ特有のガイドクラックも随所に見られたためスレートを巻き直して使っております
サブロット2
ソルティープラッガー 862ss-ti(改)
sashimiはtiよりも柔らかいss-tiを好んで使っております
「曲げて取る」をコンセプトにシーバスのウェーディングゲームを想定して作られたロッドですが、個人的にサクラマスにドンピシャでこれまでかなりの数のサクラマスを取って来ました
こちらはガイドからカスタムしております
推奨ウェイトも20gまでなのでサクラマス用のルアーにドンピシャですし、掛けた後もローリングや流心での縦横無尽なファイトにもしっかり対応できるので「サクラマスを狙う場合の最適解になるのでは?」とsashimiは思っておりますww
以上、sashimiのロッドを紹介させて頂きました
ufmウエダロッドについて
こちらもマニアックな内容になっておりますので、興味のある方のみご覧くださいww
上記のタックル紹介でサブロッドの2本はUFMウエダ社のロッドをご紹介させて頂きました
UFMウエダって今は聞かないですよね?最近釣りを始められた方は先ず聞いた事が無いでしょう
実はUFMウエダは既に解散してしまったメーカーになります
そしてsashimiはウエダ全盛期の世代ではありません
学生の頃にはすでにメーカーは解散していました…
そんな中リーバーシーバスを始めるにあたり師匠から勧められたのがウエダのロッドでした
中古で探してようやく見つけて購入したロッドで取った一本はこれまでのものとは全く違いました
その時のロッドがサブロッド2のソルティープラッガーになります
狙って魚と対等に渡りあって取った!!その一言につきました
もちろん魚にとってはフェアーも何もありませんが、使った者の実感としてはそんな気持ちにさせてくれる一本だと思います
そこからずっと使い続けて来ていよいよ次のロッドに移行した際「あれっ?」という感想になってしまう所にウエダの凄さがあります
実はワールドシャウラ(現在の最高峰の1つ)を手にした際などにそんな違和感を覚えてしまいましたww
もちろん最新のロッドは良いロッドですが!!
しかしその違和感がまだウエダロッドを手放せない、更にはフリマサイトで状態の良い中古品を探してしまう今に繋がっているように思います
アジングでもとんでもないプレ値になっているPro4もそんな理由からなのでしょう
ワークスリミテッドなどの血脈品も出ておりますがやはり元祖ウエダが好きな方は多いです
サクラマス釣りやトラウトフィッシングでは特にウエダへの想いが強い方が多いように感じます
sashimiも「慣れだ!」と自分に言い聞かせて最新のロッドで本年度もサクラマスを追いかけようと思います
おそらくたまにウエダのロッドを持って行ってしまいますが…ww
サクラマス釣りの門を叩くのであれば知っていて損は無いUFMウエダについてでした
サクラマス用のベストとウエーダーについて
トラウトフィッシングは「自分に酔いしれる釣り」ともいうはれるように装備も皆様カッコ良くキめております
パタゴニアやシムスなどが最上位のモデルですが金額も凄い事になってしまいます
そこに参入障壁を感じられている方も多いかと思います
個人的には金額、機能面からリトルプレゼンツさんのものをオススメしたいと思います
sashimiもリトルプレゼンツさんのベストを愛用しております
お気に入りのワッペンを付けてカスタムしてもカッコイイですね
2024年はソウルズさんより比較的買いやすい価格帯でベストが発売されました
廃盤のファイナリストも併用して使っているのですがソウルズさんのものは徹底的に機能に拘って作られているので使いやすいです
少し金額にゆとりのある方はこちらの選択もありかと思います!!
また「何故サクラマス釣りのベストにだけフロート材が入っていないんだ?」という安全に対する声が最近は高まって来ました
いち早くそんな声に対応したのがパズデザインさんのベストになります
愛用者の方も増えている印象です
ベストと同じメーカーでジャケットも揃えるとカッコ良いですね
sashimiもリトルプレゼンツさんのジャケットを愛用しております
GORE-TEXではありませんがある程度の雨でしたら対応出来ます
フードが大きく藪漕ぎの際、帽子毎被ってしまえるのが良いですね
同じくウェーダーもリトルプレゼンツさんだとカッコ良いですね!!
ウエーダーは、
- 素材
- 靴付きor靴別
- 胴の長さ
など選ぶポイントがいくつかあります
リトルプレゼンツさんの場合は靴別のタイプが良いかと思います
靴はフェルト+ピンのものが様々なシチュエーションに対応可能なのでオススメです
sashimiは渓流など使用頻度がとても多いのでウエーダーに関してはシマノさんのリーズナブルなウエーダーを2年おきに買い替えております
防寒対策
北陸のサクラマスの解禁は3月(九頭竜川は2月)と寒い時期での解禁になります
またウェーダーを履いて川に入る場合は4月でも寒さが来ますので防寒対策はしっかりしないといけません
sashimiは他の記事でも一貫して防寒対策には光電子製品の使用をオススメしております
実際にサクラマスが釣れたルアー
では北陸の河川で実績のあるサクラマスにオススメのルアーを釣り上げた時の状況、写真と共に紹介していきたいと思います
釣り方の参考にして頂ける内容となるように紹介させて頂きますね!!
シュガーディープ90F (バスディ)
シュガーディープは昔の水深のある九頭竜川でサクラマスを取る為に開発されたルアーです
近年の浅くなった河川で投げている方を見かける事は減りましたがこのルアーはsashimiの釣りには無くてはならないルアーです
2018年にこのルアーで2本、2024年に1本取らせて貰っております
sashimiの使い方は主に2パターンです
- 手前に流心がある場合にクロスにキャスト後流れに馴染ませてながら手前まで引いて来て流心で竿を立てて放置です
※この放置中でのアタックをものにしたのが2018年の2本です - 岸際を引いて来るパターン
こちらは任意のレンジまで潜らせて、流れに逆らわせながら竿を10時くらいまで上げてトゥイッチを入れつつゆっくり引いて来ます
※2022年の解禁日はこのパターンで魚を感じ続いて投入したレンジバイブで掛けております
バラしてしまいましたがこのルアーを引かなければ掛けれなかった1本でしたね
2018年のシュガーディープ90Fでの2本↓
※釣り上げたカラーは限定カラーの為リンクのものは別カラーになります
2024年の2本目はシュガーディープにてキャッチしました!!
こちらは手前の流心までゆっくり巻いて来るとピックアップ直前に喰いあげて来ました
※釣り上げたカラーは廃盤カラーの為リンクのものとは違います
レンジバイブ70ES (バスディ)
レンジバイブ70ESは使いやすいバイブレーションなのでアクションはただ巻きやリフト&フォールが良いかと思います
sashimiはリフト&フォールで狙う事が多いですね
東北〜北海道のジギングでもサクラマスが釣れている事から、
縦のアピールはサクラマス釣りにもとても有効だ
と信じてルーティーンに入れております
2021年着水後のリフト直後のアタックにて1本取っております↓
※写真のものは腹がオレンジでピンクの点が入っているパールチャートになります
リッジ86MDss (ジップベイツ)
シーズンが進んで来るとシュガーディープ90Fが使いにくい場面が増えて来ます
そんな状況で流心の中を漂わせるのに使うのがリッジ86MDssになります
こちらはダウンに投げて使う事が多いルアーですね
ダウンでの流心ステイでこれまでに2本取っております
また橋脚回りで投げるルアーに困った場合にもチョイスする事が多くなります
両方ともカラーはゴールデングリーンでの釣果になります!!
リッジ90F (ジップベイツ)
釣行時間が長く取れる日に小場所で自由に攻める事が出来る状況だった場合、sashimiは先ずは上から順に攻めていきます
そんな場合に先ず最初に投げる事が多いルアーがリッジ90Fになります
86MDss同様にダウンで投げる場合が多いルアーですね
表層付近まで魚を呼んでくれるルアーです!!
そこそこ水深のあるポイントで岸際をダウンで投げて、デッドで巻いて来て取った1本です↓
シュガーディープショートビル 85F (バスディ)
初めてsashimiがサクラマスを釣り上げたのがこちらのルアーになります
ブラウニーなどのリップを破損させ続けた瀬のドシャローの激流の中で出て来てくれました
辺りに雪が残る中、初めて釣れたサクラマスの感動は今でも忘れる事が出来ません
サクラマス初挑戦の年の3日後の昼でしたww
それ以降、実はこのルアーへのアタックはありません
またリッジ86MDssの泳層が自分に合っていると分かってからはメインでは使用しておりませんが、少し深くなっている橋脚回りや瀬ではルアーの剛性などから投げる事もあります
破損し難い強いルアーですよ!!
クルード85SR (ルアー企画SHIN)
2022年絶不調の北陸で何とか1本を絞りだしたルアーです
1釣行の時間があまり取れず、流れに馴染ませる釣りが出来なかった2022年「クロスに投げてミディアムで巻いて釣り下る」の釣り方で何度かアタックがありました
新しいメーカーさんですがオートマティックに魚を呼んでくれる素晴らしいルアーだと思います
また2021年、同じ河川でこのルアーで別に2本上がっているのを確認しております
今年も引き続き使って行きたいですね
チヌーク 17g (ダイワ)
スプーンを使い始めた頃にベテランの方の発言で意味が分からなかったのが「底を転がす」でしたww
- アップに投げて
- フリーフォールで底まで落として
- 底をコンコン….
これまでどれだけのスプーンを無くしたか….ww
そんな中で「価格が安い」という理由で良く投げているのがチヌークです
- 流心にキャストしてラインスラッグを早目にとってリフト&フォール
- ターンする所からはデッドスロー
現在はこの攻め方に行きついております
チヌークは上記のスプーンの一連の流れを模索していた頃、目の前でアタックがあり1本取れております
現在もロストはミノーに比べると多いし、少し金額も上がりましたが、良く使用しております
重さは17g〜21gを良く使います
2024年の3本目はチヌークでの釣果になりました
瀬の下に立ちアップで投げての早巻きに反応してくれました
釣れたチヌークはダイヤGRです!!
※釣り上げたカラーは廃盤カラーのダイヤGRになります
フックはカルティバのTR-22のシングルでした!!
リアライズ 18g (フォレスト)
使い方はチヌークと同じですがリアライズの方が操作性は良いと感じています
こちらは小場所のウェーディングで先行者の方がミノーでやっていた場合に良く使用しております
先行者の方のすぐ後にエントリーした2021年、この年も渋かった年ですが1本出てくれました
フックはがまかつのTR-22のダブルの1号にしております
シュマリMR88F (ティムコ)
流れの弱いポイントや減水時にブリブリ動いて操作性能が良い(トゥイッチ時のアクションの入力が容易)という事で最近良く投げております
個人的にレンジはリッジMD86ssより少し上なイメージです
トリコロールGTシリーズよりフラッシング面の面積は狭いと思いますが、トゥイッチ時のヒラ打ちでかなりアピール出来ます
上記を期待してカラーはメタルブルーバックを選ぶ事が多いです
平打ち時の「ギラッ」が凄いので、是非試して頂きたいルアーです
2023年の1本目はこちらで取りました!!
2024年の1本目もこちらで取っております
ギラギラさせて来て手前の流心でのターンの際にアタックして来ました!!
またバラしてしまいましたが、2022年、2024年にも1本づつ掛けております
トリコロールGT88SR-F(ジャッカル)
シャロー帯だけで無く2.3m程の水深のあるポイントでも良く投げております
泳層は先に紹介のクルード85SRと同じくらいですがこちらの方がブリブリ動きます
その為アップに投げてもしっかり泳ぎ切ってくれます
サイドのボディ形状からのフラッシングも強いので広範囲のサクラマスにアピールが可能です
2023年の2本目はドシャロー帯をアップに投げて巻いて来た時のヒットでした!!
※釣り上げたカラーは限定カラーの為リンクのものは別カラーになります
フックについて
掛けたサクラマスは絶対にバラしたくないですよね?
そこでフックについては特に気を使うべきだとsashimiは考えております
根に触れれば針先はザラザラになります
こまめにヤスリで研ぐ事で掛かりやすさを維持しましょう!!
また、フックは標準のものより大きな#6、#5をsashimiは使用しております
フックは数字が小さくなる程針のサイズは大きくなります
sashimiのオススメのフックはカルティバさんのST-46になります
あまりサクラマスでは使用されていない針ですが、針の粘りが強く、針が曲がりながらもしっかりサクラマスをキャッチ出来ます
サクラマス釣りのスタンダートとしてはSTX-45ZNが一般的かと思います
こちらの針もST-46と並行して使用しております
掛けてから粘るというよりも針自体が強く、しっかり変形せずにファイトできる針になっています
針でルアーの動きは大きく変わります、前後の針のサイズを変えて見ると自身で思い描くような動きが出る場合も多いですね
sashimiは後方を5番、前方を6番にする事が多いですね
フック交換にはシマノさんのプライヤーが色々試してきた中で一番快適だと感じています
ルアー接続のリングはカルティバさんのものを使用しております
針とは違いこちらは数字が大きくなる程にサイズが大きくなります
大きさは2番と3番をルアーにより使い分けております
スナップを使用しますが出したい動きに近づける為にアイにリングを追加しているルアーもあります
ゴツいタイプのリング(タフタイプ)だと、比較的軽く作られているサクラマス用のルアーの動きを妨害してしまう事が多いので標準タイプで良いかと思います
スナップはウォーターランドさんのスパースナップの2番を使用しております
カスタムルアー紹介
サクラマスは中々釣れない魚だけに、
いかに信じる事の出来るルアーを投げ続けるか?
に尽きます
その為、同じ種類のルアーでも購入したのに「釣れる気がしない」ものが出て来るのはsashimiだけではないはずww
そんな時は…
塗っちゃいますww
2022年は1本塗ったルアーで掛けています!!(左から2番目のシュガー2/3です)
特に釣具専用というよりも「釣具にも」と書かれているカンペハピオさんの蛍光スプレーを使用しております
一部にアタックポイントとして塗る際は直接塗っていますが背中やお腹(上記写真では緑の部分)に塗装する場合は車のボディー補修スプレー(白)を下地として塗ると色が留まりやすいです
塗装後コーティングをしようとクリアを使用すると塗料が溶けてしまうことがありますので注意が必要です
更に追加で塗りました
背中などを塗る際は、先ずはホワイトを下地に塗る事をオススメします
背中の蛍光緑はsashimiの中では鉄板です
使う量が多いのでまとめ買いをしております
ワンポイントにピンクなども良い感じです!!
sashimiのカスタムルアーを見て頂ければ分かると思いますがオレンジも良く入れております
ワンポイントとして前後でピンク×オレンジだったり色を変える場合が多いですね
サクラマスの釣り方
繰り返しになりますがサクラマスは頻繁にアタックのある魚ではありません
その為キャストも、
- クロスに投げる方
- アップの方
- ダウンの方
と様々です
またアクションも、
- ただ巻きの方
- トゥイッチを入れる方
と様々です
自分が一番飽きない、信じられる巻き方をやり続けましょう!!
sashimiは基本はクロスにキャストし、ただ巻きに時折軽いトゥイッチを入れるアクションにて狙う事が多いです
※U字効果は常に意識しております
またサクラマスは強い流れに着いている事が多いです
上記でもご紹介させて頂きましたがシュガーディープなどのルアーを流れの中で留めておく方法での釣果もあります
その他ゴミの周りや、石の周りなどのストラクチャーもサクラマスが潜んでいるポイントになります
実際に釣り場でサクラマスが掛かる状況についてはこちらの記事が参考になるかと思います(バラシてばかりですが…)
またsashimiはシーズン中はほぼ毎日川に立ってサクラマスを追いかけております
そんな日々の状況も日記形式で発信しております
釣れるイメージを持ってフィールドに立つ事はどの釣りにおいても0→1達成に非常に効果があります!!
サクラマスを実際に釣り上げた方のコメントから参考になりそうなものをまとめた記事もあります
またどこまで1箇所で粘るのか?というもの関心のある所かと思います
チェースやモジリがあっても魚にやる気が無ければ1日やっても掛かる事は無いでしょう
しかし、掛けてバラした個体であっても数十分後に掛かる、ということもあります
様々なスタイルがあるかと思いますが、sashimiは基本的に数投、めぼしい所で30分程、を粘る最大としております
また前アタリと思われる反応や違和感が無い限りは同じトレースコースを引くことはありません
その後に入られた方が釣り上げても「自分のマスではなかったんだなぁ」と釣り上げた方を祝福します!!
貴重な魚ですがそのくらいの気持ちの方が川の神様は微笑んでくれるのかと思いますww
海から上がったばかりのサクラマスの見分け方
釣ったサクラマスを食べるのであれば、海から遡上したばかりのものが美味しいとされています
サクラマスには寄生虫がいる事が多いので長時間の冷凍か火を通しましょう
一般的に遡上して間もない個体の見分け方は2通りかと思います
シーライスがついている
釣ったサクラマスにシーライス(寄生虫)がついていれば、遡上後時間の経過していない個体とされています
シーライス↓
鱗がポロポロ落ちる
鱗が落ちやすい個体も海から遡上して時間が経過していないとされています
そんな個体は陸に上げるとかなりの鱗が落ちます
ファイト中に鱗がキラキラと桜が散るように落ちる個体もいますね
しかしこれについては「時期的なものではないか?」という意見も耳にした事があります
その他
遡上したばかりのサクラマスはフレッシュランというはれ上記で述べたように食べるには良いとされています
しかしどのような状況でそうなるかは分かりませんが白身のサクラマスがいるそうです
釣ったという話は聞いた事はありますがまだ味については聞いていないなので気になっております
ひょっとするとホワイトサーモンのように絶品なのかもしれませんね!!
サクラマスの食べ方
sashimiは釣れたサクラマスは美味しく頂きます
ここでは個人的に美味しい食べ方をご紹介していきたいと思います
天ぷら
sashimiが一番好きなのは天ぷらになります
天つゆにくぐらせて食べる事で臭みも消え美味しく頂けます
唐揚げにされる方も多いかと思います
唐揚げの場合、鼻から臭みが抜ける事があります
タルタルソースや塩+レモン汁で食べると気にならなくなりますが、やはりオススメは天ぷらですね!!
ルイベ
サクラマスはヤマメです
やはり寄生虫が怖いので生食はやめておいた方が良いと思います
しかしハラスなど美味しい脂の乗った部位は加熱しないで食べたい所です
そこでsashimiは、
一度冷凍して凍らせて、半解凍の状態で食べます
食べ方は醤油+わさびとお刺身と同じように食べます
冷凍期間は1週間は冷凍するようにしています
※業務用の冷凍でないと寄生虫を排除出来ないなど諸説ありますので冷凍期間は長目にしております
炙りマヨ丼
とあるYoutuberさんが紹介していた炙りマヨ丼が絶品でした
- ルイベをかなり解凍し両面を炙ります(炙ったものはしばし冷蔵庫へ)
- その間ににんにくを炒めます
- あつあつご飯に炙ったルイベ、炒めたにんにく、ネギを乗せてマヨネーズをかけて食べます
途中、味変で醤油をかけても美味しいですね!!
ジャンクフードですが絶品ですよww
味噌汁
サクラマスは捌く際にどうしても骨周りに身が残ってしまいます
そんなガラはまとめて味噌汁に入れてしまいます
茶碗に入れる前に身をほぐして骨を捨てます
味噌汁がとても豪華になりますので是非お試し下さいね!!
焼き
サケ、マス類はやはり「焼き」ですね
味噌を塗って漬け込み西京焼きや、そのまま焼いても美味しく頂けます
特に尻尾周りやカマなどは焼きが美味しいですね
切り身にしてジップロックに入れて冷凍しておけば保存も出来ますよ!!
我が家では子供もサクラマスを食べますが、焼きが残った場合は身をほぐしてフライパンで熱し、フレークにしています
チャーハンやお茶漬けなど様々な食べ方を楽しめますね!!
サクラマスはホントに捨てる所が無い魚ですね!!
血合いも珍味として食べている方もいるようですね
最後に
如何でしたでしょうか?
北陸地方のサクラマスの希少性は毎年どんどん高まっています
アングラー増加の一方でサクラマスの数はジグザクしながらも減少して行っております
今後もそのトレンドが変わる事はないでしょう
しかし解禁日に感じるあのワクワクはサクラマス釣りに挑戦する者の特権かと思います
そんな釣れない魚を北陸で追いかける為の一助になればという想いで記事を書きました
サクラマス釣りは釣れなくても楽しい釣りです、自然に身を置き、季節を感じて、のんびり行きましょう!!
この記事は「北陸でサクラマスに挑戦したい」と考えられている方に向けて、過去の記事をリライトしたものになります
この記事が北陸でサクラマスに挑戦される方の一助になれば幸いです
2024/11/29 リライト
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