北陸でのアユイングのタックルや装備、釣り方、ポイントの見つけ方など

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アユ アユイング

近年話題に上がる事の多い釣りの一つに、アユイングがあります

鮎と聞くと、友釣りなど長いのべ竿を使っての釣りを思い浮かべます

しかしアユイングは、ルアーロッドにシーバス、サクラマス、ブラックバス用のルアーを代用して釣行出来るとの事

その手軽さやタックルをボーダレスに使えるという魅力に惹かれ、sashimiも挑戦中です

この記事では、アユイングに挑戦したいと考えられている方の一助となれるように、アユイングを1から紹介して行きます

是非最後までご覧頂き、アユイングについての知識を深めて下さい!!

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釣行可能な河川について

アユイングは、最近広まりつつあるまだ発展途上の釣りになります

その為、釣りを行う事が許可されている河川がかなりあやふやなのが現状です

漁協に問い合わせをした上で釣行しても、現地の組合員の方と意見が異なる場合などもあります

また、メーカーや地元の釣具店間で情報が違っていたりもします

A釣具店では釣行可能となっているのに、B釣具店では「リールをつけての釣行は禁止」と書かれていたりします

そのため、sashimiも問い合わせの上で釣行しておりますが、トラブル防止の観点から河川の名前は今回は伏せさせていただきます

昔からやっているであろう釣り師の方とトラブルになりました

丁寧に魚券を見せて説明しても全く話が通じません

間隔も50m以上空けましたし、入る前の挨拶もしてOKを頂いてから入ったのですが、後から突っ掛かって来ました

残念ながら長年やっている方の中には、鮎以上に縄張り意識を持った方がいるようです

漁協にも相談しましたが、無視で良いとの事でしたので、今後は相手にしない事にします

※SNSで晒したり、喧嘩は自分達の首を自ら締めているようなものなので、そんな場合は無視が一番良い対策かと思います

※一部魚券の要らない河川も存在するとの事ですが、ほとんどの河川では「鮎の友釣り」扱いになりますので、魚券の購入は必須になります

アユイングのタックル

  • ロッド

メディア等では、9ft前後のロッドが推奨されております

持ってるものの中でいろいろ試してみましたが、河川の規模により7ft〜9ft位のロッドが適していると感じております

北陸では川幅の広い有名河川でのアユイングはほどんどが禁止になっています

その為、釣行可能な河川は川幅が狭い河川になってくるでしょう

sashimiの釣行する河川も川幅が狭い河川ですので、6’8ftのトラウトロッドを主に使用しております

ショートロッドでも扇形にダウン気味で引っ張ってくることが可能な事や、川に立ち込みダウンでのステイが可能なので特段不自由は感じておりません

ただ動画を見ていると専用のロッドはやはり使いやすそうですね

価格もリーズナブルなものがありますので、釣行回数が多くとれる場合は考えても良さそうです

専用のものは9ftくらの長さのものばかりなので、小規模河川で振りかぶってのキャストはほぼ不要かと思います

ルアーを持って投げるアンダーキャスが多くなります

  • リール

瀬で掛けた鮎は引きが強いので、ドラグ性能の高いリールを使用しております

20cmを超えてくると想像以上の引きになります

リールは、ほぼ全ての釣りで一貫してオススメしているコスパ最強リールのツインパワーをアユイングでも使用しております

ショートロッドの場合は2000番、9ft前後の場合は3000番くらいの選択が良いかと思います

  • ライン

当初はメインラインPE0.8+リーダーフロロ2号のエギングセッティングにて釣行しておりました

岩にリップが食い込んだ際などの根掛かり時に浮力の強いPEはそのまま糸を緩めてすんなり取れます

巻きでの釣りの場合、リップだけでは無くルアー全体が石の間に入ってしまう事が多くなります

sashimiはリーダーにはフロロを使っているので、スパッと切れてしまう事が何度かありました

引っ掛かっている場所より下流に移動し、引っ張れば取れる場合が多いですが、魚が散ってしまいます…

最近は流れのあるポイントでのルアーの操作にも慣れて来たので、渓流と同じく、ナイロン4lbにて釣行しております

ステイの感覚が掴めてきたので、ロストも少なくなってきました

4lbへの拘りは特に無く、鹿島槍ガーデンなどの管釣りや渓流、メバリングとボーダレスに使用出来るので使用しております

アユイングに必要なグッツ

アユイングは流れを利用して行う釣りですので、先ずは安全対策が重要です

水深が脛程度であっても、強い流れのポイントではバランスを崩すと、水難事故につながる可能性があります

また急な増水は渓流釣りをやっている方にとっては当たり前ですが、ブラックバスや海釣りをこれまでやって来た方には馴染みが少ないかと思います

ウェーダーはリーズナブルなものの中でも、フェルト+スパイクモデルのものがオススメです

フェルト+スパイクのモデルでも立ち込みには十分注意しましょう!!

先ずは釣行河川で事故に合わない準備が必要不可欠です

また、長袖やジャケットを着用しての虫対策もトラブルを減らす、という観点から必要かと思います

アユイングのシーズンは主に夏かと思いますが、SNSで一部散見される画像やメーカーのイメージ画像のような露出が多い格好で川に浸かるというのはsashimiはオススメしません

ヒルブヨ、マダニに刺されてからでは遅いのです

上記の対策に追加してハッカ系の虫除けもあると安心です

服装が整ったのであれば、あとの用意はそんなに多くは必要ありませんので、最低限必要なものを下記に紹介致します

  • アミ(ネット)

sashimiは基本的に渓流用のものを代用しておりますが、鮎専用のものあります

sashimiが使用しているものは、ツララさんのリス捕りあみになります

鮎専用のものはベルト(別途用意)に差すようなタイプ、渓流のものはジャケットやベストのDカンに接続するタイプになるかと思います

ネットは海釣り用などの伸びるタイプは使い勝手が悪いです

渓流用で接続パーツと併せて用意するのがおすすめです

釣りをしている際は背中にネットを背負い、手が空いた状態で釣りが出来るようになります

接続パーツは磁石式で引っ張れば簡単に取れます

鮎が掛かったら先ずは手前まで寄せて来ます、抜き上げのタイミングでアミを用意してキャッチして下さい!!

お試しにという方は虫取りアミを改造するというものアリですねww

  • 鮎バック

アユイング独特の装備としては鮎バックがあります

美味しく鮎を頂く為に、常に綺麗な川の水に浸けて生かしておけます

バッカンは使い勝手が悪いですので、こちらは新調をおすすめ致します

sashimiも初めての時はバッカンを持って行きましたが「釣れた鮎を入れに行く」という時間のロスがストレスになります

本格的な方は「船」を使用しておりますが、先ずは鮎バックがリーズナブルで使い勝手が良いですね

渓流釣りでも重宝しますよ

お試しにという方は、ホームセンターに売っているタマネギ袋が代用可能かと思います

sashimiも渓流初期の頃は使用しておりました

タックルと装備があればそこまで色々揃えなくても良いと思いますが、「装備を更に充実させたい」という方は、渓流用のグッツと被ってくるかと思います

渓流で必要な道具の記事も書いておりますので、宜しければそちらをご参照ください ※記事はこちらより

アユイングでの基本的な釣り方

上記でも少し触れましたが、アユイングは基本的にダウンでの釣りがメインになります

流れの効いているポイントで、水の流れに逆らうようにリールを巻かずに、ルアーを泳がせるのがコツです

ルアーを動かすのでは無く、動いて貰うイメージくらいで考えるくらいが丁度良いかと思います

またはダウンクロス気味に投げて扇形にルアーをスライドさせていき、そこから上記のようなダウンでの釣りにもっていっても良いですね

前者の場合、膝位まで立ち込めるポイントだと流れの効いている所まで川に入って行った方が引っ張って来やすいように思います

後者の場合はルアーのスライド時のアタックも狙いますので、水に入らなくても釣りが可能かと思います

アユイングのコツ

アユイングは他のルアーを使用しての釣りとは勝手が大分異なります

その為、苦戦されている方も多いのではないでしょうか?

「釣れない」と諦めてしまう方の気持ちが良く分かります

先ずはアタックと、岩にルアーが当たっている感覚の違いを身につけましょう!

アタリを感じ、ルアーを回収してみて針が絡まっている場合はアタリの可能性が高いと思われます

また、分かって来た事や、教えて頂いた事を下記にまとめます

  • 流れのあるシャロー帯で水面から頭が出ているような大きな石が点在しているだだっ広い所は釣りやすく、良いポイントだと思います
  • 鮎は苔を食べますので良く鮎が縄張りとしている石は磨かれたようになっています(鮎が苔を食べ磨かれた為)そんな石の周りではアタックが多い傾向にあります
  • 日が昇ってからの方の釣果が良いというのも鮎独特ですね!!朝マズメや夕マズメよりも日中の釣果が良い場合が多くあります
  • 地合いがあります、地合いでは釣れる石の周りに活性の高い鮎が大量に集まって来て、すぐに釣れます
  • 地合い中は1匹釣って鮎が散っても、すぐに狙っている石の回りに大量の鮎が戻って来ます
  • 「追い星」というエラに楕円形の模様(黄色)があればやる気のある鮎とのことです
  • 追い星付きの鮎の着いていたポイントは、次回の釣行時や時間を空けてのエントリーの際、再現性高く釣れてくれます
  • 流れの強い所のアユはサイズが良い事が多いです
  • 1跳ね50という言葉があるそうです、下っている中で下流で跳ねているのを見かけたのであれば、その周辺は丁寧に探る価値があります
  • 水が濁っている時の方が釣果が良くなりがちです

さらに、通い込むことで自身の通う河川でのパターンも見えてきました

リールを巻かずにルアーが動くか?動かないか?くらいの流れをゆっくり巻いて来るパターンで一番釣果が出ています

さらに、1匹釣るとその後数投以内に再びアタックがあることが多いです

アタックしてくる場合と、群れの中を通った際に引っかかるパターンがあるように思います

ボウズという事は少なくなって来ました

2024年のsashimiのアユイングの釣果はこちらの記事よりご確認頂けます

アユイングが成立する仕組みと針について

一部の鮎は縄張りを持っています

その縄張りに侵入してきた別の鮎を攻撃する、という習性を利用してルアーと鮎を喧嘩させます

攻撃は主にタックルにて行われ、縄張りに侵入して来たルアーを鮎と勘違いしてタックル→ルアーがふらついた際に後方に付いている針がイレギュラーな動きをして、タックルして来た鮎に刺さるという流れです

sashimiとしては群れの中を通過した際に引っかかるパターンも多いように感じますww

小型の鮎の場合、ルアーに同調するように後方を泳ぎ、引っかかるというパターンも多々確認出来ました

アユイングは、従来よりある友釣りを囮鮎ではなくルアーでやっています

そのため針はルアー用ではなくちらし針蝶針のようなものを使用して、攻撃してくる鮎をなんとか引っ掛けようとしております

針は引っ掛けるだけの簡単セットアップです

ジャッカルさんの蝶針は針先が痛んだら針のみで交換可能です!!

考えられておりますね

ちらし針も状況により調子が良かったりします

3段になっているものが多い印象ですね

sashimiはカツイチさんのちらし針Mを使う事が多いです

1セット毎の梱包で、使い勝手も良いです

美味しく食べるには?

こちらもいろいろ調べましたが、諸説あるようです

sashimiはクーラーに保冷剤を入れて持って行き、片付けの際に川の水と共に鮎をクーラーに入れて持って帰っております

生かして持って帰り、お腹周りを絞ってフンを出した後にヌメリを包丁で軽く取り、水気をとってからラップに包んで保存して次の日に食べています

検索するとよく出てくる保存方法としては氷水で締める塩水で締めるなどがありますね

その後は鮎用の袋に入れて、保存するというものが皆さんよくやられている方法かと思います

フンを取り出すタイミングは、保存する前や冷凍して解凍する際など様々な説がありました

まだ「大漁」になった事は無いので、すぐに食べ切ってしまいますww

基本的に内臓も全て食べますが、ニゴイなどと共存している下流部の鮎はなんと無く気持ちが悪いので内臓を取って食べておりますww

おすすめルアーについて

タイプの違う様々なルアーをテストしました

専用のものから代用可能なものまでいろいろなシチュエーションで試してきました

その結果をシチュエーション別に紹介したいと思います

  • 比較的流れのゆるいシャロー(放置ではルアーが動かない)

ラパラのカウントダウンエリート75カウントダウン70の使い勝手が良いように感じました

現在はカウントダウンエリート55までサイズを落とし調査をしていますが、上記の大きさが最適に感じます

水流でルアーが動かないポイントではリールを巻いてのアクションになりますが、カウントダウンシリーズはそんな状況でも綺麗に動いてくれます

アユカラーがあるのがいいですね

釣行を進める中で結構釣りました

カウントダウンの代わりとしてトリコロールGTでも釣果が出ております

タイプはSRを使用しております

平な側面のフラッシングがサクラマスに有効なルアーです

アユイングにも調子が良いですね

アユイング専門のオトリミノーの紹介動画でも、開発者の方が当初使用して釣っていたとおっしゃっていました

サイズは72が最適かと思います

  • 流速の速いシャロー(放置でもルアーが動く)

このようなシチュエーションでは桜マス用のルアーやシーバスルアー等いろいろなルアーを検証しました

その結果、現時点では管理釣り場の記事でもお勧めしているk-1ミノー85がとても良い仕事をしてくれます

お腹にウェイトを追加すると動きの崩れが気にならず、sashimiが今1番投げているルアーになります

鮎のアタックが1番多いのもこのルアーですね

通い込んでいるアユイングですが、こちらで結構釣りました

また、ダイワさんのアユイング専用のアユイングミノーの調子も良いです

瀬での操作性が良く、このルアーでしか取れないようなアユもいると思います

アユ
  • 水深のあるポイント

深さのある程度あるポイントではやはり専門のルアーが良い動きをしてくれます

sashimiは川幅の狭いシャローポイントで釣ることが多いので、あまり深場は攻めませんが、上記ルアーではやはり浮いてしまう場面や動きが崩壊してしまう事が多くなります

左右のヒレなどバランスを徹底的に重視して製作されたジャッカルさんのオトリミノーは、そんな場面でも動きを崩すことなく任意のレンジをトレース出来ますね

ジョイントということで破損が心配でしたが、何度か岩にぶつけたり石の間に引っ掛けたりしましたが、今のところ破損はありません

こちらも通い込んで分かったのですが、専用のものは岩にリップが食い込んだ際に外しやすく、ロストが少ないです

こちらでも釣果を出せておりますよ!!

アユイング用ルアーにチューンするには?

上記でご紹介したオススメのルアーの多くは専用のものではありません

そんなルアーをアユイング用ルアーにチューンするには、チラシ針など鮎用の針を付けられるようにしなくてはいけません

そんな際にsashimiが使っているのは、カツイチさんのリアユチューニングハリス止2になります

リングを外し専用の金具を取り付け、熱で縮むチューブで保護して完成です

※この熱で縮むチューブを付けないと、針がルアーに絡みやすくなってしまいます

これだけで、鮎用の針が取り付けられますよ!!

更に河川の中で比較的流れの早いポイントや、少し水深のあるポイントを攻めたい場合は、ウエイト追加が有効です

これまでに直接ルアーにオモリシールを貼ったりと、色々と試して来ました

現在はバリバスさんのタングステンウエイトがすぐに取り外し可能で、使い勝手も良いのでメインで使っております

カスタムしたルアーのお腹のアイに付けてみましょう!!

sashimiはリングは外して使用しています

ゲスト紹介

アユイングをしていると、鮎以外の魚も釣れます

  • ゴリ類

かなりルアーを追いかけて来て、よく引っ掛かって来ます

  • オイカワ
  • カワムツ
  • ウグイ
  • ヤマメ
ヤマメ

シーズン前半〜後半にかけての釣果紹介

  • 6月中旬

まだこの時期の鮎は小さいですね

アユ
  • 8月初旬

20UPが釣れる事も!!

良く引いてくれます

アユ
  • 8月下旬

アベレージサイズが上がって来ます

  • 9月初旬

少し涼しくなり快適に釣行出来ます!!

アユ
  • 9月中旬

釣れれば20upがかなりの確率で混じります

アユ

0→1を達成した瞬間に大切だと思った事

sashimiが0-1を達成する過程で大切だと感じたことは、川をよく観察するということでした

最初はただセオリーを頭に入れてやっていただけで、川を見るという習慣はありませんでした

しかし脛くらいのドシャロー帯でピチャンと鮎の跳ねているのを見て「あーこんな所にも鮎が居るんだ」と思うようになり、川を注視するようになりました

すると釣り下って行く際に鮎の群れが目に止まったり、ドシャロー帯で跳ねる鮎が目に止まったりするようになってきました

その辺りからキャッチには至りませんが、鮎のアタック?が飽きない程度に増えてきました

そして最初は無視していた浅瀬でアユイング用のルアーではないk-1ミノー85を使って、最初の1匹をキャッチすることができました

狙った石の周りで背がかりとはいきませんでしたが、しっかり頭に針が掛かっていてアユイングの成立を感じました

最後に

如何でしたでしょうか?

既に持っているタックルを利用して、注目度の高いアユイングに挑戦しています

苦戦はしましたが0-1をしっかり達成することができてとても嬉しく思います

まだまだ発展途上の釣りですが、皆様も地元河川をお調べになり挑戦してみては如何でしょうか?

「初挑戦」は全てそうですが、1匹を釣り上げるまでの試行錯誤もとても楽しいものです

今後も色々な釣りに挑戦していきたいと思います

その際はまた記事にさせて頂きますね

今回もまだまだ未熟者のsashimiの釣りレポートでしたが、読んで下さりありがとうございます

ではまた次の挑戦で!!

2024/9/14 リライト

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