今回は、真冬の鹿島槍ガーデンに特化した記事になります
気候の良い短い秋シーズンが終わると、いよいよ長い冬がやってきます
年中無休で営業している鹿島槍ガーデンですが、真冬の釣りはとても過酷で、パターンに癖がある日が多くなってきます
sashimiは毎年、冬季休暇を利用して真冬の鹿島槍ガーデンへ通っております
そんな経験から、この記事では、
- 出発前にチェックすべき注意点(道路・池の凍結、お持ち帰りルール)
- 過酷な寒さへの対策
- たくさん釣っている人が多用している「ボトムネチネチ」の解説
- 冬ならではのお楽しみ(イクラ・アルビノ)と実釣レポート【都度更新】
、をまとめてご紹介していきます
この記事を読む事で、真冬の鹿島槍ガーデンで快適に釣りを楽しむためのノウハウを学んで頂けます
sashimiが真冬にキャッチした「イクラを持っていそうな個体」もご紹介しますので、お楽しみに!!
鹿島槍ガーデン公式ホームページはこちらよりご覧頂けます
アクセスは下記より↓

【出発前にチェック】真冬の釣行時の注意点
まずは、家を出る前に確認しておきたいポイントからです
道路の凍結
sashimiは糸魚川ICから鹿島槍ガーデンへ向かうのですが、白馬から突然雪が多くなり、路面の凍結が酷くなります
白馬からの運転には、十分注意して下さい!!
また、鹿島槍ガーデン公式Instagramでは、積雪時の駐車場の事が毎年アナウンスされますので、釣行の際はご確認下さい
今年(2025-2026年)は、雪が積もる→溶ける、を繰り返しております
タイミングによっては、快適に向かう事ができますね
池の凍結
山間にある鹿島槍ガーデンの池は、冬の冷え込みにより凍結します
自由に竿を振れない日も増えてきますので、こちらもInstagramなどでの情報収集をして頂くのが良いかと思います
最新の状況は、当ブログのこちらの記事をご参照下さい【随時更新しております】
2号池の凍結(2023年2月)↓


2号池の凍結状況(2025年大晦日)↓


現在は快適に釣行可能です
お持ち帰りのルール
お持ち帰りの魚の捌き方は、冬季休暇中に条件が変わる事があります
具体的には、3枚おろしのみの受付になったりします
また冬季期間、3号池の魚も持ち帰り可能になった時もありました
こちらもInstagramでの事前確認をオススメ致します
今年(2025-2026年)は、腹出しのみの対応になっております
【現地での対策】真冬の鹿島槍ガーデンで気をつけるべき事
続いて、現地での過酷な寒さとトラブルへの対策です
底冷えがひどい
防寒については、特に足元が重要です
冬場は積雪や池の凍結により、釣りのできるポイントが限られる場合が多くなります
そのため、最初に入ったポイントでしばらく動かずに釣りをする事が多くなります
足を動かさず、その場でキャストを繰り返す時間が増えると、寒さが足元からやって来ます
ひどい霜焼けになってしまうと1週間ほど長引くので、対策は必須になります
底冷え対策
まずは、釣具メーカーや登山メーカーから保温性の高い厚手の靴下が販売されておりますので、そちらをご用意下さい
sashimiは光電子の靴下を愛用しております
しかし鹿島槍ガーデンの寒さは尋常ではありませんので、足元カイロも併せて使う事をオススメします
足元カイロは持続力8時間のものでも、午前中には暖かさを感じなくなってしまいます
靴は、少し大きめの登山靴や長靴を推奨いたします
ジャストサイズだと、締め付けにより足の血行が悪くなってしまうためです
sashimiはシマノさんのデッキブーツを使用しております

少々値は張りますが、光電子の靴下+足元カイロと組み合わせる事で、快適に釣行できています
また、これだけ対策していたにも関わらず、1日フルで釣行すると帰宅後に霜焼けのような症状が見られる事も….
そんな時は、貼る足湯(遠赤外線足裏シート「アシメグ」)はいかがでしょうか?
この製品は就寝前に使用する事で、足をぽかぽか温める(2.7℃くらい上がる)ものになります

帰宅後だけでなく、オープン前の車内でも使いたい!!
独自調査で、下記の店舗では見つかりませんでした
- コンビニ
- ドラッグストア
- スーパーマーケット
現在は、通販やネットショップで購入が可能です
参考に、楽天では10セット/20枚入りで2,980円にて販売されております
リアルタイムランキングの、
- フットケア用品
- リラックス・マッサージ用品
- ダイエット・健康
、の3部門で1位との事、注目度の高いアイテムなのが分かりますね!!
ネット、スカリ問題
真冬の鹿島槍ガーデンでは、ネットやスカリは使用していなくても、持ち運ぶだけで凍ってしまいます
ネットのラバー部については、水につける事で瞬時に解凍できますので、特に問題は起こらないかと思います
しかし持ち手の部分は凍ると厄介なので、なるべく地面に着かないように置く事を心掛けるのが良いと思います
カスタムグッズなどを使われても良いですね
スカリについてもネット同様、キープした魚を水に入れている間は問題なく使用できます
ただし冬場は、夏場と違ってスカリの紐を固定しておく石がなかなか見つかりません
キープ予定の方は、釣り座を確保したら、まず石を探す事をオススメします
また冬場に厄介な事として、使用した状態のネットとスカリを車に持ち込むと、車内で解凍された際に水分が出て、異臭が充満するという事があります
そのため、使用後のネット・スカリはゴミ袋などにまとめて入れておくのが良いかと思います
凍っている状態では臭いはほとんどしませんが、解凍されると酷い臭いなので、本当に気をつけて下さい
ロッド、リールの凍結
真冬の鹿島槍ガーデンでは、ロッドやリールがすぐに凍結してしまいます
特にトップガイドは、すぐに凍ってしまいますよね?
ガイドが凍ってしまうと、糸を傷める原因にもなってしまいます
sashimiはこれまで数多くの真冬日に釣行し、様々な凍結対策を試してきました
その中で導き出した最適解を、下記でご紹介致します
ロッド、リールの凍結対策
下記の併せ技で対策する事で、完全ではありませんが、トラブルの頻度を下げる事ができます
- 凍結防止スプレーの使用
- ロッドを水につけない
- ガイドが凍ってしまった場合は、指の熱で溶かす
冷え込む日はすぐにトップガイドが凍ってしまいますが、手間を惜しまず都度指の熱で氷を溶かす事によって、ティップ全体が凍るのを防げます
ロッドを水につけて解凍した場合、竿に付着した水滴がキャストの動作で凍り付いてしまいます
ガイドだけでなくロッドまで凍り付くと、糸がロッドに張り付き、全ての動作でとてもストレスを感じます
こまめにガイドのリング部分だけの氷を取り除くのが、1番快適に釣行できる秘訣です!!

日差し等について
冬の天気の良い日に釣行する場合、標高の高い鹿島槍ガーデンでは、スキー場と同じくらいの日焼けをします
また、その場を動かない事の多い「釣り」では、底冷えだけでなく、寒さにより耳などにもかなりの痛みを感じます
バラクラバは日差し問題と寒さ対策にとても有効なので、sashimiは毎回使用しております
少し怪しい感じになりますが、快適な釣行のためですww
またサングラスについても、日焼け対策だけでなく、目の保護の観点からもあった方が良いかと思います
sashimiはあくまで目の保護が目的なので、高額なものは使用しておりません、UNIQLOのものですww
サイトで狙っていると、アワせたルアーがかなり飛んで来ます
特にお子様を連れて行かれる方は、必ず着用させて頂きたいと思います
釣り用のサングラスとしては、LSDさんのリーズナブルなシリーズが人気ですね
冬場に有効な「ボトムネチネチ」について
SNSなどの釣果を見ていると、特に冬場は「ボトム」という言葉がよく出てきますよね?
水温の下がった状態でも活動できるトラウトですが、春〜秋のようなダイナミックなチェイスは、冬場に関してはほとんど無いと言っても過言ではありません
早く見切ってしまう、という事が多くなります
そのため、他の季節では調子の良かったルアーでも全く釣れない事が多いのが、冬の鹿島槍ガーデンです
そんな中、有効な釣り方として「ボトムネチネチ」を皆さん多用されていますし、sashimiもよくやっております
ルアーフィッシング感の少ない釣り方ですが、日の登ったタイミングやペレットタイムなどの変化を皮切りに、安定した釣果が期待できます
2023年2月の釣行では、ペレットタイムよりパターンがハマり、終始釣れ続けました
※その釣行では、ペレットタイムの10時くらいまで1本も釣れていませんでした
そんな経験や実績から、ボトムネチネチは特に冬場や活性の低い時に有効性が高い狙い方だと、sashimiは考えています
ボトムネチネチ解説
ボトム攻略パターンにも種類があります、sashimiは2つのパターンを主に意識しております
①上下の動きパターン
ルアーを着底させます
着底したら竿を上に弾くように上げ、ルアーを跳ね上げます
煽った分のラインスラックを回収せずに竿を下げる事で、ルアーは自然に底へ落ちていきます
底についたら、また跳ね上げます
1〜4の動作の繰り返しになります
このロッドを煽る幅などを、当日の反応の良いものに合わせていく事で、底に着いている魚のスイッチを入れる事ができます
上下のネチネチは、インレットの流れに乗せて送り込むようにやっても効果的です
インレットでやる場合、着底できないルアーが多いかと思いますが、中層くらいでやっても釣れます
落ちている時のルアーの動きがちょうど良いロールという事もあり、カウントダウンエリート55でこの釣りをする場合が多いですね
また最近は、ヴァルキャノン4gで上下の動きをやられている方が多い印象です
底ネチネチ(上下の動き)の最適解の一つかと、sashimiも考えております
4g発売前は、2.8gのデジ巻きをよく見かけましたね

②手前に少しずつパターン
ルアーの移動距離を抑えて、狙ったトラウトの口元へ少しずつルアーを動かしていくやり方もあります
- トラウトの集まっている場所にキャストします
- アクションをして、反応するトラウトを探します
- 【反応する個体が見つかりました】
- 狙いを定めたトラウトから少し離れた所に、ルアーを着底させます
- ネチネチと、あまり移動距離を取らないよう調整しながら、トラウトの口元にルアーを近づけて行きます
これを何度か繰り返すと、突然スイッチが入ったり、目の前を通過した瞬間にパフッと口に入れたりします
ミノーイングだと、ザッカー(ハンクル)などで対応可能になります
sashimiは上記に加え、スモルト(メガバス)やツインクルミノーにシールオモリを貼って、同じような使い方をしております
切ってあるオモリは割高になりますので、自身でカットするタイプのオモリを使用しております
また、このパターンにオススメのルアーとしては、ボトムノックスイマーや、前述のヴァルキャノンが挙げられます
ボトムノックスイマーは渓流でも使用されている、流れにも強いルアーなので使いやすいです
サイズは大きいものもありますが、手前に少しずつパターンの場合、3.2gの方が操作しやすいです
バイブの動き+底ネチネチで狙う場合、心強いルアーはやはりヴァルキャノンです!!
手前に少しずつパターンの場合は、2.8gの方がやりやすいです
ペレット系のカラーも多いので、餌巻き後に落ちたペレットを食べているトラウトにも有効です

これらの釣り方は一投にかける時間が長いため、トゥイッチ後すぐに浮いてしまうようなルアーには適しておりません

な〜るほど、じっくりじっくりトラウトを焦らしていくのね
以上、2つのパターンをご紹介させて頂きました

かなり地味な釣り方ですし、この釣りを1日続けた時の達成感の低さは、sashimiも何度も経験しております
ただ、冬場や活性の低い時には、本当にこの方法以外では釣れない日がある事は間違いありません
引き出しの1つとして持っておいて、損は無いかと思います
真冬の池のコンディションと、冬ならではのお楽しみ
気をつけるべきポイントが多い真冬の鹿島槍ガーデンですが、もちろん、足を運びたくなるような理由もたくさんあります
長期休暇を見越しての放流が行われ、毎年綺麗な魚が多い印象です
さらに冬季休みの期間中は、綺麗なイクラを持っている個体も多く見られます
お持ち帰りのイクラについて
冬季休みの期間、イクラはまだまだ狙えます!!

ただし2月に入ってくると、イクラを持っていても成熟してしまっていて、食べられない場合が出てきます
この時の個体も食べられないイクラだったようで、お刺身だけの持ち帰りとなりました
イクラがダメになっていた個体↓

ギリギリ食べられる状態だった、ブヨブヨなイクラ↓

通常の美味しく頂けるイクラ↓

といっても、身の色やイクラの状態までは分かりませんが…
オーバー分は超過料金のお支払いになります
料金は下記よりご確認下さい↓

イクラの味付けレシピ
sashimiは、
- イクラの汚れを塩水で落とす
- ミリンと酒を1:1で一煮立ちさせたものを作る
- 上記の液に半分の量の醤油、大さじ1杯のめんつゆを加える
- 作っただしにイクラを漬け込む
、にて味付けをしております
1日経つと、イクラがダシを吸って食べ頃になります!!
好みにより、漬ける時間は調整して下さい
残った分は冷凍しております
イクラの味付けについては、こちらの記事にてさらに詳しくご紹介しております
真冬に釣れたイクラのありそうな個体(2023年2月)
イクラの入っていそうな魚が、何本か釣れました
全部検量するととんでもない料金になりますので、最初に釣れた魚以外は全てリリースしました
そんな、イクラのありそうだった個体をご紹介致します↓



どれかアタリがあったのでしょうか!?
鹿島槍ガーデンでは、一度キープしたものは逃してはいけません
真冬に釣れたイクラのありそうな個体(2023年12月)
分かりにくいものもいますが、お腹周りに卵を抱えていそうな魚が数本釣れましたので、ご紹介致します

上の写真のブラウンをお持ち帰りにしました
少しですが、綺麗なイクラがありましたよ!!
同伴者との釣果です、全ての個体にイクラがありました!!

こちらも抱卵していそうでした

真冬に釣れたイクラのありそうな個体(2025年12月)①

上の大きい方に、筋子からイクラになる前くらいの卵が入っていました
サイズは55cmくらいです
お湯をかけて膜を取って、イクラにして頂きました!!
真冬に釣れたイクラのありそうな個体(2025年12月)②
大晦日にも釣行して来ました

あからさまに抱卵している個体をお持ち帰りしました
量は少なめでしたが、綺麗なイクラを持っていました!!
冬の池にはアルビノが映えます
また、冬の池にはアルビノがよく映えます
釣り上げた姿に、うっとりしてしまいますね
アルビノには、赤目のアルビノと黒目のアルビノがいます
※赤目のアルビノの方がレアとの事です
黒目のアルビノ↓

赤目のアルビノ↓

その他のトラウトも冬は元気です
冬場でも、閉店間際に良いコンディションのものが釣れる事が多いですね
閉店間際に釣れた60UP↓

スチールヘッド系だと、美味しい赤身である事が多いので残念です
また、寒い日は水が濁っている時と同様に、豪快なファイトはあまり期待できません
特にドナルドソンはウネウネと抵抗する事が多いので、冬場は簡単に釣れてしまいます

冬季休暇での釣行レポート【都度更新】
ここからは、実際の冬季休暇釣行のレポートです
上記でご紹介した対策とボトムネチネチが、実釣でどう活きたかをご覧下さい
冬季休暇での釣果:2022年
この日の釣行では、スプーンや大型ミノー(7cmほど)へのアタックは、ほぼ1日を通してありませんでした
朝一〜ペレットタイム(日によって無い場合も有り)までは寒さの影響からか、全くアタックが無く、イワナ1本とスレでブラウンが1本だけでしたww

ペレットタイムからは、ボトムをネチネチする釣り方でコンスタントに釣っていく事ができました
ボトムネチネチは、ヴァルキャノンでやるとやりやすいですね
50cm前後のニジマス(ドナルドソン)が多い印象でした
2匹で検量をしようと思っておりましたが、掛かりどころの悪いニジマスが釣れてしまったので、3匹での検量に….

今回も超過料金のお支払いになりました
この日は2号池をゆっくり周りながら狙っていましたが、氷の中にトラウトが入ってしまっているのか?全体的に魚影は少ない印象でした
特にストリームエリア側の魚影が少なかったです
お昼前に検量したので、午後からは1号池をメインに回りました
こちらも2号池同様、ボトムをネチネチして、やる気のある個体を拾っていく釣りになりました


冬季休暇での釣果:2025年
2025年も行って来ました!!
やはり、例年通りのボトムパターンでしたね
今年は雪が多く、放流もできていないのか?小さい個体が目立ちました
新年初フィッシュは、小型のブラウンでした

後半で数は伸ばせましたが、小型が多いです


良いサイズのブラウンが釣れましたが、状態が….

課金しても身の状態に不安があるので、キープはしませんでした
今回はヴァルキャノンに加えて、ジャークソニック55の調子が凄く良かったです
底まで沈めてからインレット周りでシンペンのようにゆっくり引いてきて、時折トゥイッチを入れる釣り方で結構釣れました
カラーは、レッド/ゴールドを使用しておりました
今回のお持ち帰り↓【2.6kgと良い感じにまとめられました】

綺麗なイクラもありました!!
数えてはいませんが、30匹ほど釣ったと思います
最後に
「怖いなぁ」と思いつつ夜中に凍結した道路を走り、鹿島槍ガーデンに到着、少し車の中で仮眠をとります
日の出とともに目が開き、辺りを見渡すと綺麗な山々が目の前に現れ、「来てよかったなぁ」と思わせてくれます
そんな気持ちの良い朝から始まり、1本も釣れずに帰宅というのは、あまりにも切ないですよね?
今回は「そんな思いをする方が一人でも減ってくれたら」という思いで、真冬の鹿島槍ガーデンに特化した記事を書いてみました
周りにスキー場があるような環境ですので、足元から来る底冷えや、急な山の天気の変化に対応できる暖かい服装が必須です
服装については、上記「現地での対策」の項で具体的に説明しています
また、光電子シリーズはかなり冷えを緩和させてくれるので、オススメです!!

1日を通してガイドが凍結したり、池の凍結で自由にキャストができなかったりと不自由な場面も多いですが、積雪のある冬の鹿島槍ガーデンには、足を運びたくなるような魅力がたくさんあります
ぜひ一度、注意点をしっかり確認した上で、安全にチャレンジして頂きたいと思います
皆様の充実した真冬の鹿島槍ガーデン釣行の一助となれば幸いです

2号池道路側インレットより1号池を見上げた写真(2025/12/5)
2026/7/19 再編、リライト



コメント