今回は、初めて鹿島槍ガーデンを訪れる方に、最低限知っておくべきルールについて解説いたします
鹿島槍ガーデンは、日本でもトップクラスの管理釣り場として知られており、県内外から多くの釣り人が訪れます
そのため、魚の供給が追いついていない状況にもしばしば遭遇致します
レギュレーションは、管理釣り場協会の定めるものに基づいています
注意が必要なポイントもありますので、楽しい一日を過ごすためにも、ルールの把握は大切です
施設内にはポスターなどでルールが掲示されていますので、参照していただいても良いですが、肩肘張らずに、以下のポイントに注意していただければ大丈夫、だというものをまとめます
この記事を読むことで、鹿島槍ガーデンでのルールについて、理解を深めることができます
さらに、鹿島槍ガーデン特有のルールや、事前に知っておくと役立つ情報についても紹介いたします
初めての方でもわかりやすくルールを解説していますので、ぜひご覧いただければ幸いです!
また、ローカルルールにも触れておりますので、読んでいただくことで、より快適に鹿島槍ガーデンでの釣行を楽しむことができるでしょう
※鹿島槍ガーデンさんの公式サイトは、こちらよりご覧いただけます
(公式サイトでも詳細なルールを確認できます)
アクセスはこちらより↓
鹿島槍ガーデンで魚が釣れた際のレギュレーション
さて、先ずは鹿島槍ガーデンで魚が釣れた際のルールについてお話ししましょう
釣れた魚を触ったり、写真を撮る際には、必ずゴム製のネットや手袋を介して行ってください
また、ネット越しに魚を触る場合、水に手を漬け、手の温度を下げた上で触るようにしましょう
ゴム製のネットを使用するのは、魚のヌメリを取らない為です
魚に直接触れない理由は、人間の体温が魚に悪影響を及ぼす可能性があるためです
具体的には、人間の体温でトラウト達はヤケドをしてしまいます
キャッチした魚の生存率を高めるためにも、この点には細心の注意を払ってください
残念ながら池にはヤケドを負ったり、病気にかかった魚が泳いでいます(白い綿のようなものが付着している魚です)
すべての魚を無事にリリースできるとは限りませんが、少しの配慮で鹿島槍ガーデンの環境改善に寄与する事が出来ます
村田基さんがオススメしているデックスシェルは、現地の売店でも販売されています
ルアーについてのレギュレーション
こちらでは、ルアーに関するレギュレーションについてお話しいたします
ルアーに関しては、ベテランアングラーの方でも、いくつか曖昧な点があるかもしれません
- 小型のルアーについて
明らかにアウトとされるような極小のルアー(2㎝未満)は別として、2cmちょっとのペレット系ルアーなども存在します
これらのルアーは、シンペンやクランクのようなカテゴリーに分類され、ギリギリレギュレーション内と言える場合もあります
しかし、これらの小型ルアーだけを使用して鹿島槍ガーデンで爆釣していると、周囲からは疑わしい目で見られるかもしれませんので、ご注意ください
ルール変更により、鱒の梅干しなどの使用は不可になりました
現在、ギリギリレギュレーション内とされているのが、ヴァルキャノンあたりかと思います
カラーによっては、ペレットルアーに該当してしまうかもしれませんが、皆さん投げられている印象です
- 大型(7cm程度)のルアーについて
鹿島槍ガーデンの大型トラウトは、大型のプラグによく反応します
これは、sashimiの経験からも明らかです
ただし、大型のルアーに関しては、フックについて注意が必要です
バーブレス(返しを潰す)フックの使用や、トレブルフック(3本針)の使用の禁止は、かなり周知されているかと思います
そんな中で、お腹の針を外すのか?という所を疑問に思っている方が多いのではないでしょうか?
公式案内には「禁止事項ではありませんが」と記載されており、多くの方(地元のベテランを含む)は、お腹の針を外していないことが一般的です
※鹿島槍ガーデン内のポスターには、フックの本数について記載がないものもあります
sashimiは、大型のプラグを使用することが多く、釣果は1日で10匹前後が多いです
大型プラグが小型プラグやフライに比べて釣果が伸びないことは、経験豊富な方なら理解していることでしょう
こういった状況から、お腹のフックは、多くの釣り人がそのまま使用しているようです
ルアーの使用可能な最大サイズは、リップを除いて12cmまで、重さは10gまでとなっています
意外にも大きなルアーが使用可能ですので、ブラックバス用のルアーやネイティブトラウト用のルアーなど、さまざまな種類を試してみるのも面白いかもしれません
sashimiの使用するルアーについては、別の記事にて詳しく紹介しています
記事は、こちらよりご覧頂けます
キープについてのレギュレーション
さらに、魚を守るための重要なルールについてもお知らせいたします
魚たちの安全と健康を保つため、以下の点にご留意ください
一度キープした魚は、再度逃がすことのないようにしましょう
朝一番の活性が高い時間帯に釣れた魚をキープし、その後のペレットタイムで更に良い魚が釣れる場合があります
朝からキープしていた魚と入れ替えたい….
気持ちは分かりますが、この行為は周囲に目立ちますし、キープされていた魚には相当なダメージが及んでいるので止めましょう!!
sashimiも毎回、鹿島槍ガーデンで釣った魚を、刺身として楽しんでおり、その美味しさに感動しています
ハラス部分をお刺身で楽しみ、身の部分は天ぷらや唐揚げなどで美味しくいただきます
「食」についてまとめた記事もございます、こちらより覧いただけます
もしも、自分が持って帰った魚が、誰かによってキープされていたものだった時、不愉快な気持ちになりますよね?
皆さんが美味しい魚を持ち帰ることができるよう、ルールを厳守することが不可欠です
動画撮影について
新たにルールとして、動画の撮影(商業)をする方は、事前の申請(当日不可)が必要になりました
「収益化を目的に発信する方は、自分で責任を持って!」という事のようですね
sashimiのブログには、動画は使っていないので、今のところ当ブログは、申請はしておりません
こちらも進展がありましたら、追記していきたいと思います
ローカルルールについて
ここまでお読みいただきありがとうございました、このセクションでは知っておくとお得なローカルルールをご紹介いたします!
鹿島槍ガーデンでは、入場の順番を決めるために、シャッター前にネットを置いて、順番待ちをすることが可能です
前回の記事でも述べましたが、インレットに入らなければ楽しめないということはありません
しかし、朝一のアクティブな時間帯に高活性な魚を釣りたい方は、朝7時半までに入場されることをおすすめします
この時間までに入場できれば、スレていない魚を狙うことができるかと思います
最後に
鹿島槍ガーデンは、他県からも多くの来場者が訪れる人気の管理釣り場です
sashimiも、石川県からお邪魔している身なので、初めは場内の流れや、釣り方がわからず、全く釣れない日もありました
今回の記事では、通い込むことで見えてきた現地の状況についても共有させていただきました
分からないことがあれば、施設のスタッフに質問するのが一番の方法です
しかし、初めて鹿島槍ガーデンに行かれる方に「どのような場所なのか?」をこの記事よりイメージしていただければ幸いです
スタッフの方々も、とても親切に教えてくださいますよ!
皆様の釣行が素晴らしいものとなりますよう、心から願っています!
それではまた次回、お会いしましょう!
2024/8/1 リライト
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