2024年版:釣れない冬の鹿島槍ガーデンで釣果を上げる方法と快適に過ごす方法

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今回は真冬の鹿島槍ガーデンに特化した記事になります

気候の良い短い秋シーズンが終わると、いよいよ長い冬がやってきます

年中無休で営業している鹿島槍ガーデンですが、真冬の釣りはとても過酷でパターンに癖がある日が多くなってきます

そんな過酷な冬対策やパターン、真冬のトラウトについて紹介していきたいと思います

この記事を読むと、真冬の鹿島槍ガーデンで快適に釣りを楽しむ為のノウハウを学ぶ事が出来ます

また、たくさん釣っている人が多用している「ボトムネチネチ」についても解説致しますので、引き出しを増やして頂けるかと思います

更にsashimiの真冬にキャッチしたイクラを持っていそうな、この時期ならではの個体も紹介致しますのでお楽しみに!!

鹿島槍ガーデン公式ホームページはこちらよりご覧頂けます

アクセスは下記より↓

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真冬の鹿島槍ガーデンで気をつけるべき事と対策

底冷えがひどい

防寒については、特に足元が重要です

冬場は積雪や池の凍結により、釣りのできるポイントが限られる場合が多くなります

そのため最初に入ったポイントでしばらく動かずに釣りをすることが多くなります

足を動かさず、その場でキャストを繰り返す時間が増えると寒さが足元からやって来ます

ひどい霜焼けになってしまうと1週間程長引くので対策は必須になります

底冷え対策

先ずは釣具メーカーや登山メーカーから保温性の高い厚手の靴下が販売されておりますので、そちらを購入して下さい

sashimiは光電子の靴下を愛用しております

しかし鹿島槍ガーデンの寒さは尋常ではありませんので、足元カイロなども併せて使う事をオススメします

足元カイロは持続力が8時間のものでも、午前中には暖かさを感じなくなってしまいます

また靴は少し大きめの登山靴や長靴を推奨いたします

ジャストサイズだと足の血行が締め付けにより悪くなってしまう為です

sashimiはシマノさんのデッキブーツを使用しております

少々値は張りますが、光電子の靴下、足元カイロを組み合わせる事で快適に釣行できています

ネット、スカリ問題

真冬の鹿島槍ガーデンでは、ネットやスカリは使用していなくても持ち運ぶだけで凍ってしまいます

ネットのラバー部については水につけることで瞬時に解凍出来ますので、特に問題は起こらないかと思います

しかし持ち手の部分は凍ると厄介なので、なるべく地面に着かないように置く事を心掛けるのが良いと思います

カスタムグッツなどを使われても良いですね

スカリについてもネット同様にキープした魚を水に入れている間は問題なく使用できます

釣った魚をキープする場合、夏場とは違いスカリの紐を固定しておく石がなかなか見つかりません

キープ予定の方は、釣り座を確保したらまず石を探す事をオススメします

冬場に厄介な事として、使用した状態のネットとスカリを車に持ち込んだ場合、車内で解凍された際に水分が出て異臭が車内に充満するという事があります

そのため使用後のネット、スカリはゴミ袋などにまとめて入れておくのが良いかと思います

ネットが凍っている状態では臭いはほとんどしませんが、解凍されると酷い臭いなので本当に気をつけて下さい

ロッド、リールの凍結

真冬の鹿島槍ガーデンではロッドやリールがすぐに凍結してしまいます

特にトップガイドはすぐに凍ってしまいますよね?

ガイドが凍ってしまうと糸を痛める原因にもなってしまいます

sashimiはこれまで数多くの真冬日に釣行して様々な凍結対策を試してきました

その中で導き出した最適解を下記で紹介致します

ロッド、リールの凍結対策

こちらは併せ技で対策することで、完全ではありませんがトラブルの頻度を下げることができます

  • 凍結防止スプレーの使用
  • ロッドを水につけない
  • ガイドが凍ってしまった場合は指の熱で溶かす

になります

冷え込む日はすぐにトップガイドが凍ってしまいますが、手間を惜しまず都度指の熱で氷を溶かすことによって、ティップ全体が凍るのを防ぐことが出来ます

ロッドを水につけて解凍した場合、竿に付着した水滴がキャストの動作で凍り付いてしまいます

ガイドだけでなくロッドも氷付いてしまった場合、糸がロッドに張り付きますので、全ての動作でとてもストレスを感じます

こまめにガイドのリング部分だけの氷を取り除くのが、1番快適に釣行できる秘訣です!!

日差し等について

冬の天気の良い日に釣行する場合、標高の高い鹿島槍ガーデンではスキー場と同じ位の日焼けをします

また、その場を動かないことの多い「釣り」では、先に紹介した底冷えだけではなく、「寒さ」により耳などにもかなり痛みを感じます

バラクラバは日差し問題と寒さ対策にとても有効なので、sashimiは毎回使用しております

少し怪しい感じになりますが快適な釣行の為ですww

またサングラスについても日焼け対策だけでなく、目の保護の観点からもあった方が良いかと思います

sashimiはあくまで目の保護を目的としておりますので高額なものは使用しておりません、UNIQLOのものですww

サイトで狙っているとアワせたルアーがかなり飛んで来ますので、特にお子様を連れて行かれる方は絶対させて頂きたいと思います

釣り用のサングラスとしてはLSDさんのリーズナブルなシリーズが人気ですね

お持ち帰りのイクラについて

真冬も2月に入ってくると、イクラを持っていても成熟してしまっていて食べれない場合が出てきます

今回のイクラも食べれないイクラだったようで、お刺身だけの持ち帰りとなりました

今回イクラがダメになっていた個体↓

ギリギリ食べられる状態だったブヨブヨなイクラ↓

イクラ

美味しく頂けるイクラ↓

イクラ

お持ち帰りのリミットは2.5キログラムまでとなっておりますので、お持ち帰りの魚の選定は慎重にしましょう!!

といっても身の色やイクラの状態までは分かりませんが…

オーバー分は超過料金のお支払いになります

料金は下記よりご確認下さい↓

鹿島槍ガーデン

真冬に釣れたイクラのありそうな個体(2023年2月)

今回イクラの入っていそうな魚が何本か釣れました

全部検量するととんでもない料金になりますので、最初に釣れた魚以外は全てリリースしました

そんなイクラのありそうだった個体を紹介致します↓

どれかアタリがあったのでしょうか!?

鹿島槍ガーデンでは一度キープしたものは逃してはいけません

真冬に釣れたイクラのありそうな個体(2023年12月)

分かりにくいものもいますが、お腹周りに卵を抱えていそうな魚が数本釣れましたのでご紹介致します

上の写真のブラウンをお持ち帰りにしました

少しですが綺麗なイクラがありましたよ!!

同伴者との釣果です、全ての個体にイクラがありました!!

冬場に有効なボトムネチネチについて

SNSなどの釣果を見ていると、特に冬場はボトムという言葉がよく出てきますよね?

水温の下がった状態でも活動できるトラウトですが、春〜秋のようなダイナミックなチェイスは冬場に関してはほとんどないと言っても過言ではありません

その為、他の季節では調子の良かったルアーでも全く釣れない事が多いのが冬の鹿島槍ガーデンです

そんな中、有効な釣り方としてボトムネチネチを皆さん多用されていますし、sashimiも良くやっております

この釣り方はルアーフィッシング感の少ない釣り方ですが、日の登ったタイミングやペレットタイムなどの変化を皮切りに安定した釣果を上げることが期待出来ます

2023年2月の釣行ではペレットタイムよりパターンがハマり終始釣れ続けました

その時の釣行ではペレットタイムの10時くらいまでは1本も釣れていませんでした

そんな経験や実績などからボトムネチネチは特に冬場や活性が低い時に有効性が高い狙い方だとsashimiは考えています

ボトムネチネチ解説

ボトム攻略パターンにも種類があります、sashimiは2つのパターンを主に意識しております

上下の動きパターン

  1. ルアーを着底させます
  2. ルアーが着底したら竿を上に弾くように上げ、ルアーを跳ね上げます
  3. 煽った分のラインスラッグを回収せずに竿を下げることで、ルアーは自然に底へ落ちていきます
  4. 底についたらまた跳ね上げます

動作の繰り返しになります

このロッドを煽る幅等を当日の反応の良いものに合わせていくことで、底に着いている魚のスイッチを入れることができます

この上下のネチネチはインレットの流れに乗せて送り込むようにやっても効果的です

インレットでやる場合、着底出来ないルアーが多いかと思いますが、中層くらいでやっても釣れます

落ちているときのルアーの動きがちょうどいいロールということもあり、カウントダウンエリート55でこの釣りをする場合が多いですね

また最近はヴァルキャノン4gを使用して上下の動きをやられている方が多い印象です

底ネチネチ(上下の動き)の最適解の一つかとsashimiも考えております

4g発売前は2.8gのデジ巻きを良く見かけましたね

手前に少しずつパターン

ルアーの移動距離を抑えて狙ったトラウトの口元へ少しずつルアーを動かしていくやり方もあります

  1. トラウトの集まっている場所にキャストします
  2. アクションをして反応するトラウトを探します
  3. 【反応する個体が見つかりました】
  4. 狙いを定めたトラウトから少し離れた所にルアーを着底させます
  5. ネチネチとあまり移動距離を取らないように調整しながらトラウトの口元にルアーを近づけて行きます

これを何度か繰り返すと突然スイッチが入ったり、目の前を通過した瞬間にパフッと口に入れたりします

ミノーイングだとザッカー(ハンクル)などで対応可能になります

sashimiは上記に加えスモルト(メガバス)ツインクルミノーにシールオモリを貼って同じような使い方をしております

切ってあるオモリは割高になりますので自身でカットするタイプのオモリを使用しております

また、このパターンにオススメなルアーとしてはボトムノックスイマーや前述でもご紹介したヴァルキャノンが挙げられます

ボトムノックスイマーは渓流でも使用されている流れにも強いルアーなので使いやすいです

サイズは大きいものもありますが手前に少しずつパターンの場合、3.2gの方が操作しやすいです

バイブの動き+底ネチネチで狙う場合、心強いルアーはやはりヴァルキャノンです!!

手前に少しずつパターンの場合は2.8gの方がやり易いです

ペレット系のカラーも多いので、餌巻き後に落ちたペレットを食べているトラウトにも有効です

これらの釣り方は一投にかける時間が長いため、トゥイッチ後すぐに浮いてしまうようなルアーには適しておりません

以上2つのパターンについて紹介させていただきました

かなり地味な釣り方ですし、この釣りを1日続けたときの達成感の低さはsashimiも何度も経験しております

ただ冬場や活性の低い時には、本当にこの方法以外では釣れない日があることは間違いありません

引き出しの1つとして持っておいて損は無いかと思います

上記でご紹介させて頂いた2023年2月のsashimiの釣行もまさにそのパターンでしたし…

最後に

「怖いなぁ」と思いつつ夜中に凍結した道路を走り鹿島槍ガーデンに到着、少し車の中で仮眠をとります

日の出とともに目が開き、辺りを見渡すと綺麗な山々が目の前に現れ「来てよかったなぁ」と思わせてくれます

そんな気持ちの良い朝から始まり、1本も釣れずに帰宅というのはあまりにも切ないですよね?

今回は、「そんな思いをする方が一人でも減ってくれたら」という思いで真冬の鹿島槍ガーデンに特化した記事を書いてみました

皆様の充実した真冬の鹿島槍ガーデン釣行の一助となれば幸いです

2024/11/21 リライト

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