皆さん、鹿島槍ガーデンでの釣りを楽しんでいますか?
遠方から足を運ぶ価値がある場所ですから、せっかく行くならば理想的な日に釣行し、最高の状況で釣りを楽しみたいですよね?
今回は、そんな理想的な条件(天候、水質、潮回り)やチャンスをつかむタイミング(放流やペレットタイム)に関する情報を、鹿島槍ガーデンに月1で通い込んだ経験をもとに紹介したいと思います
この記事を読むことで、鹿島槍ガーデンについてより深く理解することが出来ます
また、「良い釣果」とはどのようなものなのか?そこも深堀りして行きたいと思います
鹿島槍ガーデンの公式サイトは、こちらよりご覧頂けます
鹿島槍ガーデンへのアクセス方法は以下の通りです↓
最高な瞬間とは?
さて、sashimiは毎月1度、鹿島槍ガーデンでの釣行を楽しんで来ました
凍った池での釣りも、何年にもわたり続けてきました
そんなこれまでの経験から、最高の瞬間をいくつか見つける事が出来ました
以下にその一部を紹介していきます
1. クリアウォーターから濁りが入った瞬間
これは事前に予測できない、一瞬のチャンスタイムです
たった10分程度の時間であることが多いです
しかし、このタイミングを逃さなければ、釣果UPの可能性が格段にアップします!
鹿島槍ガーデンは川から水を引いているため、工事や土砂崩れ、上流域の雨などで突然水が濁ることがあります
水が濁る瞬間から、濁りが完全に広がるまでの数分間、一投一匹の状況が続くことがあります
この状況を経験すると、「釣れない鹿島槍ガーデン」のイメージが覆ることは間違いありません
水が濁った後の時間帯では、アルミんのグローカラーが大いに活躍してくれます
この状況を活かすための必須のアイテムですね
2. 前日の大雨で水がカフェオレ色
次に、事前の下調べ(天気)を活用し、最高の状態時に釣行する方法です
鹿島槍ガーデンの池は、クリアウォーターから笹濁り、カフェオレ色と様々な変化をします
「前日に大雨が降った」などの情報は、SNSや天気予報サイトなどで事前に確認できます
カフェオレ色の水では、魚の視界が悪くなりますが、スレにくくなるため、意外にも釣果を伸ばすチャンスが広がります
カフェオレ色の水色↓
こうした状況下で餌巻きタイムが無くても、11時まで釣れ続けた経験もあります
カフェオレ色の水での魚の特徴は、ミスバイトが多いことです
魚も人間も互いに見づらい状態なので、ルアーへのミスアタックが増加します
また、掛かった後のファイトは、魚が自分の位置を見失い、その場でグネグネ抵抗する事が多くなります
ダイナミックな走りやジャンプは、少なくなる印象です
上記により、綺麗な水色では良く走り、キャッチしにくいスチール系のキャッチ率は上がりますね
また、雨の後でも中途半端な笹濁りの際には、撃沈する事も多いですね
撃沈した際の水色(釣れそうなんですがww)↓
上記より1ヶ月後の釣行時の水色↓
このくらい濁るとミスバイトが増えてきますが、アタック数は多い印象です
3. ペレットタイム、放流タイム
管理釣り場において、放流やペレット(エサ巻き)タイムは、魚の活性が高まるチャンスの時間です
これを逃すわけにはいきませんよね?
鹿島槍ガーデンでも、入場人数や池のコンディションによって、ペレットタイムや放流が行われることがあります
エサ巻きは不定期で行われ、池を一周または二周撒かれることがあります
また、放流も来場人数に応じて、2回行われることもあります
放流後の魚の反応は様々で、直ぐに口を使う場合もあれば、時間を置いてから口を使う場合もあります
いずれにしても、放流した場所の近くで身体を慣らしていることが多いため、放流場所の近くに釣り座を確保すると、良い釣果を期待できることが多いですね
放流は小型の魚(45cm程)を多く入れる放流、大型小型を混ぜる放流、ドリーバーデン、アメマスなどを入れる放流があります
特別放流として、大型連休前にアルビノのみを入れる放流もあります
放流といえば、赤キン、オレキン、ピンクキンなど赤系のカラー+ゴールドのカラーですね、鹿島槍ガーデンでも放流後にハマる事が多いですね
これらのポイントを押さえて、鹿島槍ガーデンでの釣りをさらに充実させて下さい!!
満月大潮釣行について
鹿島槍ガーデンへの釣行を継続することで、ある特定の規則性が見えてきました
もしかすると、この情報は他ではあまり取り上げられていないかもしれませんし、それに対して異論もあるかもしれません
しかし、sashimiの経験から言えることは、「満月大潮の日は、良い釣果にならないことが多い」ということです
sashimiは仕事が一段落したタイミングで釣行することが多いため、特に潮回りを意識しているわけではありません
それでも、何度かの釣行で「今日は、いまいちだな」と感じ、深夜に帰路に着くと、空には満月が輝いていることに気付く事が多々ありました
調べてみると、このような日は、満月大潮の日であることが多いことに気付きました
他の釣りでも、魚の行動には月の影響があることはよく知られています
その為、エリアトラウトも例外ではないかもしれません
冒頭で「良い釣果にならないことが多い」と述べたのは、sashimiの過去数回の満月大潮時の釣行データで、この事をご紹介しているからです
今回の記事では、そのデータに基づいていますが、データの数が限られているため、今後も情報を集めて更新していく予定です
過去数回の満月大潮時の釣行は、正直なところ、自身が満足できるような釣果とは言い難いものでした
具体的には、釣れるのですが、真冬のボトムネチネチパターンのようになる場合が多いです
そんな場合は、ヴァルキャノンのボトムノックなどで、何とかキープ出来る魚を絞り出す感じになります
以上はあくまで個人の経験に過ぎません
他の釣り人の方々にとっては、満月大潮の日が好調だったという報告もあるかもしれません
結論としては、エリアトラウトにおいても自然の要素は大いに影響を及ぼすことがある、とsashimiは考えます
満月大潮について、新たに記事を書きました、こちらよりご覧頂けます
具体的に良い釣果とは?
さて、良い条件に恵まれ、理想的な釣行を実現した場合、具体的にどのような釣果が良い釣果と言えるのでしょうか?
ここでは、その点について深堀りしてみたいと思います
1.数について
数に関しては、sashimiの感覚から言わせていただくと、午前中に20匹釣れた場合、かなり忙しい釣りになると感じます
連続して魚がアタックしてくる感覚があるため、一瞬たりとも釣果の途切れることが無い感覚です
この状況に遭遇出来た場合、午前中で満足し、帰途につくこともあります
特に大型ミノーやアルミん5gのようなルアーに多くのアタックがある日は、まさに最高の釣行と言えるでしょう
一方で、魚はよく釣れるものの、底をしっかりと探る必要がある場合、なんとなく不完全燃焼の感覚が残ることもあります
2.魚のコンディションについて
また、魚のコンディションも釣行の満足感に影響を及ぼすポイントと考えています
釣行を振り返った際、魚の状態が良好だった日は、良い釣行と感じることが多いです
ガリガリのブラウンや、ダメージのあるニジマスばかりが釣れる日は、魚の引きがあまり強くないため、何か物足りなさを感じることがあります
小型+痩せ気味のブラウン↓
一方で、小型(約45cm程度)の放流魚であっても、ヒレピンの元気な魚が多くアタックしてくれば、充実感を感じることができるでしょう
小型だが体高もあり、ヒレピンのドナルドソン↓
3.サイズについて
サイズについては、個人差があると思いますが、2号池での釣行においては、ニジマスやブラウンが60cmを超えると大物と言えるでしょう
約60cmを目安として、お店の方がInstagramへの投稿写真を撮っても良いか?尋ねてくることもあります
大型個体は、その存在感から一本の釣果だけでも十分な満足感を味わえることでしょう
sashimiの最大記録は、2号池でのブラウン77cm、6.7kgになります
大型魚は大型ルアーに良く反応します、大型狙いにオススメのルアーは、ズバリK-1ミノー85になります!!
お持ち帰りの基準
また、コンディションの良い魚を持ち帰って美味しく頂くことも、鹿島槍ガーデンでの楽しみの一つですね
多くの方が、良い釣行の条件として、コンディションの良い魚をお持ち帰り出来るか?ということを考えていることでしょう
では、お持ち帰りの際のオススメの基準について、以下にご紹介します
1.キープの基準
お持ち帰りの基準として、スタッフの方も推奨している太い個体を選ぶことをおすすめします
太い個体は、一目で肉厚であることがわかるものです
逆に、ガリガリの個体は頭が大きく、身体が細い特徴があり、判断が容易です
しかし、実はこの間にスリム個体というものが存在します
スリム個体とは、上から見てもガリガリとは言い難いが、太くもないタイプの魚を指します
特に、ニジマスの中でもスチール系(シルバーで黒点が側線より下に少ないもの)にこのスリム系が多い傾向があります
これらのスリム個体は、釣果があまり伸びなかった日は、持ち帰ることを検討しても良いかもしれません
ブラウンのスリム個体↓
ニジマスのスリム個体↓
2.お持ち帰りの目安(重さ)
個体によって異なりますが、sashimiの場合、60cmの魚1匹で3キロの目安としています
2022年11月より金額の値上がりがあったことをご報告申し上げます
釣り券の価格が全て500円値上がりし、お持ち帰りの制限量も3kgから2.5kgに変更されました
また、超過料金(100gあたり)も250円から280円に変更になっております
現地案内:2024/7↓
施設内では、検量は1回/日が推奨されています
お持ち帰りの際にはしっかりと検量を行いましょう!!
キープにはストリンガーが使えないので、スカリが推奨されています
お持ち帰りやキープ、オススメの食べ方などについては、こちらの記事にて更に詳しく解説しております
最後に
sashimiは通年、鹿島槍ガーデンでの釣行を楽しんでいますが、数やサイズ、そして個体のコンディションと、良い条件が一度に揃うことは稀です
しかし、その難しさゆえに、充実感を味わえる釣行になった時は、格別な気持ちにさせてくれます
この記事を通じて、皆様の釣行が更に良いものになる手助が出来るのであれば、嬉しく思います
釣りの楽しさや奥深さ、そして挑戦の魅力を共有しながら、鹿島槍ガーデンでの釣行をさらに充実させていただければ嬉しく思います
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
2024/7/31 リライト
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