冬の釣りは寒さとの戦いとも言えるくらいにとにかく「寒い」ですよね?
sashimiの冬の釣行も鹿島槍ガーデンのエリアトラウトといった日本でも上位の寒さを誇る場所でのものです ※-12度という数字は良く見ますねww
そんな極地では移動の際の歩いている時はさほど気になりませんが、いざ足を止めて竿を振り始めると足元、首、手など様々な箇所から寒さがやってきます
そして寒さを感じてしまったら最後、集中力は長持ちしません
sashimiは今日までかなりの期間、様々な「寒い」とされているエリアでの釣りを続けて来ました
もちろん何冬も経験し防寒については新しい製品、技術が発表される度に取り入れて精査して来ました
今回はそんな中で真冬の釣行をより快適にする為の防寒着や寒さ対策についてご紹介したいと思います
- 真冬の釣りの防寒について理解を深めたい
- オススメの防寒着ってあるの?
- 真冬の釣行で快適に過ごす方法を知りたい
そんな方は是非ご覧下さい!!
冬の防寒の基本
冬の釣りでは天候が悪い日の方が多くなります
そんな冬の釣りでの防寒の基本はなんといってもレイヤードになります
1枚で暖かいダウンジャケットを着るのではなく、一つ一つのアイテムに意味を持たせて着込んでいく事で様々な状況に対応していきます
例えば水分の多い霙が降っているコンディションでは、外に着るジャケットはGORE-TEXなどの防水性のあるものを選ぶ必要があります
冬の河口のコノシロパターンでシーバスを釣りに行く時などですね
ダイワさんのGORE-TEX上下はシンプルでタウンユースにも対応出来るカッコ良さが魅力です
グレゴリーなどともコラボし釣具ブランドの中では「オシャレ」という事を一番意識している感じがします
また風が強い場合は、風を通しにくいものをレヤードに組み込む事で体感温度を上げる事が可能です
フリースを内側に着るよりもインナーダウンの方が風を通しにくいので、風のある日はより快適になるというイメージですね
シマノさんの製品はダイワさんよりも「機能重視」という感じです
そんなレイヤードや小物が冬の釣りでは特に大切になって来ます
下記にて冬に重宝する素材やアイテムをsashimiのこれまでの経験より厳選して紹介して行きたいと思います
冬の釣りにオススメの防寒対策アイテム
バラクラマ
先ずは頭を保護するアイテムについてです
ジャケットのフードを被っても良いのですがチャックが顎に当たったり動きづらかったりします
そこで重宝するのがバラクラマです
耳と首が同時に保護出来るので顔まわりの防寒にとても効果的です
釣りに使用する場合は比較的薄手のもので選ばれるのが良いかと思います
-10度を超える鹿島槍ガーデンでも快適に過ごせております
手袋(グローブ)
手の防寒は手袋(グローブ)になりますが各社から様々なタイプが出ているので迷う所ですね
素材や露出する指先の数などは特に迷う所です
sashimiは冬の手袋については少々割高になりますが、光電子の3本指が出せる手袋をオススメします
マジックテープにカット部が引っ付くので注意が必要ですが釣行中の快適感が群を抜いています
光電子のものは普通に洗濯も可能です(能力が損なわれる事はありません)ので清潔に保つ事が出来るのが嬉しいですね

まだ試してはおりませんが新製品も気になります
靴下
こちらも上記同様に光電子のものを使用しております
グローブなどに比べ金額も比較的リーズナブルなので、初めて光電子を取り入れる方は靴下から試してみるのも良いかと思います
冬のヤリイカ、メバリングなどで磯場を移動するような場合は5本指タイプがオススメです
鹿島槍ガーデンなどのエリアトラウトには先丸タイプで良いかと思います
他の靴下よりも性能が高いことは間違いありませんが足元からくる冷え込みに対応するには靴下だけでは不十分な場合もあります
足元カイロとの併用や暖かい履き物を併せて使用しましょう
冬用履き物
フィールドの状況にもよりますが、暖かさで選ぶのであればシマノさんのデッキブーツがオススメです
光電子の靴下との組み合わせで、
- 真冬の鹿島槍ガーデン
- 真冬の漁港
でも快適に釣行出来ています

インナー
インナーは綿や化繊など動く量によって調整するのが好ましいですが、万能なのがメリノウールのものになります
メリノ種という羊のもので保温性があり、ある程度の汗をかいても身体に不快感を感じないように快適に保ってくれます
ヒートテックの代わりという位置付けで考えると良いかと思います
フリース
sashimiはメリノウールのインナーの上にはフリースを着ております
風を通すので冬の釣りでは、フリースの上にジャケットの着用はあまりオススメ出来ません
あくまでその上に着るインナーダウンの蒸れを防ぐという目的での着用になります
色々試して来ましたが釣具メーカーさんのものより登山ブランドのものがオススメです
フリースにそこまでの暖かさは求めないのでゴツいものは不要です
sashimiはマーモットさんのものを着ております
インナーダウン
フリースの上のインナーダウンはそこそこ値の張るのものがオススメです
安いものだと雨や発汗した際にすぐにビチョビチョになり、なかなか乾かず不快感が続きます
またフリースの上に重ねる事で風を遮り、発汗した汗もフリースを通し外に発散されるのでかなり快適になります
アウターの中に着るものなので長く使えます
予算が許すのであれば上記で紹介したシマノさんのものが釣りに対応しているのでオススメです
ジャケット、パンツ
外の上下は見える部分なのでカッコ良いものを選びたいですよね?
sasahimiもいくつか持っておりますが海の防寒、という事を考えるとやはりチャック部のサビなどの痛みは普段使いのものより早くなります
そこでsashimiは海に関してはある程度割り切り、リバレイさんのリーズナブルな中綿の上下を2年毎に新調しております
シーズン終わりにクリーニングに出しますがやはり2年間フルに使用すると限界ですね
金額相応の機能なので上記で紹介したレイヤードの上に着込みましょう!!
繰り返しになってしまいますが雨や霙の日はGORE-TEXのものがオススメです
海で頻繁に使用する場合は「洗いやすい」という観点から中綿などがないものがオススメです
sashimiの着用しているリバレイさんの中綿上下はコインランドリーで乾燥までのコースをしても、
- 綿が袖口に寄ったり
- 水が中に残ったり
とトラブルが多くあります
綿を正規の位置に戻す手間や、しっかり水を抜いて再度乾かす時間がある方はコスパの面からはリバレイさんのものでも良いかと思います
最近では更にコスパを重視しワークマンさんのものを着用する方が多い印象ですね
上記レイヤードやカイロ、追加でスエットなどを着て温度を調整をしっかり行いましょう
防寒着のメンテナンス
防寒着にオススメの洗剤
GORE-TEX搭載のものは金額も張るので定期的に洗ってメンテナンスをして長持ちさせたい所です
sashimiは専用の洗剤を使用し普通に自宅の洗濯機で洗っています
防水性能が落ちた場合は乾燥機にかけると防水性能が復活します
ビチョビチョになった場合は自宅の洗濯機に入れてしまうので、そこまでこまめに防水性能を復活させてはおりません
シーズン後や気分でコインランドリーにて洗濯〜乾燥までをしているくらいです
洗濯機に入れる際には全てのチャックを閉じましょう!!

sashimiはオールウォッシュという洗剤を使用しております
子供の靴やバック類なんかもこちらで洗っております
光電子のグローブもこちらを使用しております
詰め替え用もあります
バックや子供の靴はタライで手洗いをしておりますが、かなり汚れが落ちるのとほのかな香りがお気に入りです
あまりにも汚れが酷い場合は初めにオキシクリーンでの漬け置き洗いを挟んでおります
皆様もウエアーを清潔に保ち長持ちさせて下さいね!!
最後に
如何でしたでしょうか?
今回はsashimiの冬の防寒について紹介させて頂きました
冬になっても海や管釣りなど竿を出す機会は多くあります
- 越前海岸、能登でのヤリイカ
- メバル
- アジ
- 河口でのシーバス
など、冬に楽しい釣りもどんどん開拓されて来ております
そんなターゲットに挑戦される方の防寒の悩みの手助けができたのであれば嬉しく思います
寒い中、身の締まった美味しいターゲットを是非手にして下さいね
ではまた次回の記事にて!!
2024/11/25 リライト
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