当ブログでは、コスパ重視の製品を主にご紹介させていただいております
そんな製品は、各ジャンルの楽しさが損なわれないレベルのもので、中上級者が使っても快適に使用できるものを選定しております
具体的にご紹介している商品は、自身が使用したものの中で良かったものを掲載しております
そんな中で、M&Nコーポレーションの製品については、①信頼できる購入先リンクが見当たらない、②コスパ重視ではない、という観点からこれまでオススメをしてきませんでした
しかし、リバーシーバスやサクラマスなど流れの中で魚を釣っていく釣りには、2本目のロッドとして、M&Nコーポレーションを検討して頂きたく、今回記事にすることにしました
この記事を読んで頂くと、あまり情報の出てこないロッドメーカー、M&Nコーポレーションについての理解が深まります
M&Nコーポレーションとは?
M&Nコーポレーションとは、元ufmウエダの西村雅裕(にしむらまさひろ)さんが立ち上げたロッドメーカーになります
西村さんは亡くなってしまいましたが、親族の西村好仁さんにより、現在会社は運営されています
ufmウエダの時代より、西村さんのロッドはシーバスやサクラマス、トラウトに名品が多く、現在でもウエダのロッドを使用している方も多くいらっしゃいます
ネットショップではあまり販売されておらず、各河川のアンテナショップになるような実店舗で主に販売されております
sashimiのロッド紹介
sashimiは現在2本のM&Nコーポレーションのロッドを使用しております
主に河川、河口のシーバスで使用しているプラッギングスペチアーレ EX CPS-862EX-TZR
投げられるルアーウエイトが20gまでと、近年のロッドの中では使うルアーを選びますが、軽量ルアーを思い通りに操る事が出来ます
特にシンペンやミディアムくらいまで潜るミノーと相性が良く、流れやアタックも繊細に感じ取る事が出来ます
またアタック後からファイトへも、ごく自然に持ち込む事が出来き、ファイトもウエダ時代から追求されて来た「曲げて獲る」を体感出来ます
サクラマスで使用しているトゥイッチンスペチアーレ TS-806MN-HTZ
サクラマスでは、これまでにufmウエダのソルティープラッガーとスティンガーディープを使用して来ました
トゥイッチンスペチアーレにしてからは、3年目になります
これまで魚を掛けた瞬間から強く粘ってくれるロッドを使用して来たので、初めのうちは弾く様に貴重なサクラマスをバラしまくってしまいましたww
現在、ようやくファイトまでの動作をスムーズに行えるようになり、こちらも曲げて獲るを実感出来るくらいになってきました
1日振っても疲れない設計、トゥイッチのやり易さが最大の魅力だとsashimiは感じています
各ロッド共にリールはツインパワーのC3000XGを合わせております
M&Nコーポレーションのロッドの特徴
近年は何かに特化したロッドが多く作られています
軽いロッドや振り抜けが良く、よく飛ぶロッド、感度の高いロッド、など各ジャンルやスタイルによっても様々ですが、ある性能に特化する為に他を妥協してあるものが多いと感じます
例えば、軽さを追求し過ぎて竿自体の強度が出ていない、といった具合ですね
そんな中で、M&Nコーポレーションのロッドは、ufmウエダの時のロッドのように、すべてのバランスがとても理想的に設計されています
先ず使って1番最初に感じる事は、「軽い」かと思いますが、ルアーを意のままに操れる扱いやすさや感度、魚がかかった後の美しいベントカーブなど、ロッドとしての総合力が素晴らしいです
ただ、西村さんのスタイルにて設計されておりますので、初めのうちは戸惑うことも多いかと思います
繰り返しになりますが、sashimiはサクラマス釣りにおいて、ロッドをきれいに曲げてファイト出来るまでは、弾くようにバラしてしまうことが重なってしまいました
そんな状態から約2年間の使い込みにより、ようやく自身で使いこなせるようになってきました
使いこなせると感じてからも、様々な発見が日々続いております
その辺りの難しさも、皆様がM&Nコーポレーションを手に取る理由なのかもしれませんね
うまく使いこなせれば、黒部川の激流の中で下流に走るサクラマスをいなすこともできますし、逆に主導権を与えてしまえば、50cmのシーバスですら弾かれるようにバラしてしまいます
万人にオススメとはいきませんが、自身の釣りを突き詰めることのできる1つの答えになるのではないでしょうか?
M&Nコーポレーションで投げたいルアー
実はM&Nコーポレーション創設以前に、シーバスやサクラス釣りにおいての答えは既に出ています
近年流行のビックベイトや大きな波動、ブレイド付き等のルアーについては、M&Nコーポレーションのロッドに適していないように思います
担ぐことの出来るルアーも、そんなに重いものは推奨されておりません
流れを読んで、ルアーをコントロールし、思いのままに魚を掛けるといったロッドなので、ルアー自体のアピール力が高いものは、それほど必要ありません
サクラマスにおいてはMN仕様のルアーがあります
シーバスにおいてはシンペンや表層を流す様なルアーがオススメです
最後に
3年目に突入する当ブログの中で、ありがたいことに人気の記事というものが出てきました
最近では、リバーシーバスやサクラマスといったキーワードをGoogleで検索されての流入が多くなっています
これらの釣りジャンルの熱の高まりや、周りのアングラの力の入れ方から、多くの方がサクラマスやシーバスフィッシングにおいて、突き詰めている時期に入っている、と感じるようになりました
そこで、過去にシーバスやトラウトにおいて、一世を風靡したufmウエダの血脈を継いだ、M&Nコーポレーションを紹介したいと思うようになりました
皆様の釣りの探求の頂きの1つの選択肢として、参考にして頂ければありがたく思います
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