冬から春にかけて越前海岸では、ルアーでメバルを狙って釣る事が出来ます
下に突っ込むような根魚独特のファイト、プラグにも積極的にアタックしてくる獰猛さ、更には食べてもおいしいということもあり、ライトゲームでは人気のターゲットです
ヤリイカやアジと同時に狙っても、メバルをメインで狙っても楽しいですね
そんな冬の越前海岸には狙えるターゲットが沢山います
また再現性高く釣れてくれる事や地合いが長いという事もあり、海釣り初心者の方にもメバルはオススメのターゲットになります
今回は、そんなメバリングについて書いていこうと思います
この記事を読むと越前海岸でのメバリングについて理解を深めることができます
ポイントの見つけ方や狙い方も紹介させて頂きますので、0→1のお手伝いが出来るかと思います、宜しくお願い致します
メバルタックルについて
海でのライトゲームを流行らせようとその昔、アジングより先に釣具メーカーが仕掛けたのが実はメバリングでした
初期の頃はバスタックルにエコギアのグラスミノー、現在のものよりゴツいジグヘッドで皆様狙われていましたね
グラスミノーは現在でも良く釣れるロングセラー商品ですね!!
- ロッド
当時からメバルロッドは独特で、その後に出てくるアジングロッドとの違いは明確でした(現在もその違いは継承されていますね)
現在のアジングロッドで標準になっている感度の良いロッドと比べ、ムチのようにしなやかなテイストが強いのがメバル専用ロッドになります
もちろん好みにもよりますが、両者をボーダレスに使う事は可能です
ワームを使った仕掛けの場合、釣り方も似ているということで、アジングロッドを使用してメバルを狙われている方も多いかと思います
冬は、ヤリイカ、アジ、メバルなど、様々なターゲットが越前海岸で狙うことができますので、sashimiもアジングロッドを代用してメバルを狙う場合があります
アジングロッド+ジグ単にて、ヤリイカタックルとは別に用意し、ヤリイカ釣行と同時に狙う場合が多いですね
ロッドは現在、メジャークラフトさんの鯵道5G(AD5-S682M)を使用しております
コスパ重視のロッドとされているモデルですが、ハイエンドモデルと遜色が無いくらい良いロッドに仕上がっているかと思います
アジングタックル+ジグ単での釣果↓
プラグや飛ばしウキなどで狙う場合は、しなるロッド(専用のものやトラウトロッド)が良いかと思います
ティクトさんのアイスキューブは、モデルチェンジが繰り返されているロングセラーモデルですね
- 仕掛け
アジングロッドを使用して狙う場合、ジグ単で狙う事が多くなります
上記の場合、ジグは軽いものよりもロッド表記により2g〜で選ばれた方が良いかと思います
ジグヘッドはアジングでよく使用している弾丸シリーズを使用しております
刺さりも良く、バラしが少ないのが特徴です
余った場合はアジングにも使用していますが快適ですよ
2g〜のジグヘッドを使用する理由は、プランクトンよりシラスなどのベイト(小魚)を捕食している事が多い為になります
仕掛けを漂わせるというよりはロッドを小刻みに動かし、ピタッと止めた時に追尾して来た魚が口を使う事が多いです
ワームはメバル専門のものが販売されていますが、アジングに使用するものでも問題はありません
sashimiはレインズさんのクリアにラメの入ったものを良く使用しております
プラクも同じなのですが、クリア+ラメでの釣果が良い場合が多いですね
シラスを捕食しているからだと思います
レインズさんのワームは素材感が好きで良く使います
こちらもアジングと兼用で使用可能です!!というかアジング用ですねww
- リール
リールは2000番クラスのものが良いかと思います
トウィッチを入れず、ゆっくりレンジキープをしながらメバルのアタックを待つことも多いので、2500番以上のリールは重く、使い勝手が悪いですね
リールのオススメは当ブログで一貫してオススメしているツインパワーになります
2000番のリールはアジング、トラウトなどボーダレスに使用可能な万能番手になります!!
- ライン
ラインについてはアジングと併用する場合は、ナイロンなら2.5lb、フロロなら2lbをsashimiは入れております
ロングキャストは不要なので、ピンクのGT-Rの300mより75mを4回取っております
交換は5回程釣行した際や、高切れした際に行います
メバルをメインで狙う場合や、ライトエギングと併用の場合(トラウトロッド、メバリングロッドを使用)、ナイロン4ポンドを入れております
またエギングタックル(ライン:PE0.8号、リーダー:2号)でプラグだけを使用して狙う場合もありますが、あくまでイレギュラーな対応ですね
- スナップ
寒い時期のかじかんだ手でのルアー交換にはエイトスナップが重宝します
エイトスナップはF(ファイン)タイプがオススメです
タフタイプは強すぎて、ルアー交換がスムーズに行えないと感じています
冬の越前海岸はあるターゲットを専門で狙うというよりは、現地の状況に合わせてターゲットを変えるのが良いかと思います
メバルにオススメのプラグと釣り方
プラグの場合、sashimiの1番実績のある釣り方は5cm程のシンキングペンシルのスローリトリーブ(ゆっくり巻く)になります
シンペンで釣れたメバルになります、しっかり掛かってますね!!
メバルに関しても、アジ同様にクリア系ベースのカラーがやはり強いです
クリアをベースにルアーを揃えるのが鉄板だと思います
プラグには根掛かり対策で、標準のフックがダメになった後はダブルフックを入れております
メバルプラグには#12〜10くらいの針が良いでしょう
クリア系のルアーが揃ったのであれば、パール系、原色(ピンクやイエロー)も欲しい所です
ダイワさんの澪示威(レイジー)はモデルチェンジを重ねていますが、メバリング創世記からのロングセラー商品ですね
旧タイプでの釣果↓
プラグの準備が整ったのであれば、先ずは常夜灯が点くポイントでライズをしている事が多いので探してみましょう!!
ライズを発見出来たのであれば、釣れる確率は高くなります
波が低い日の方がライズを発見し易いですね
この時期のメバルは表層近くでライズする位、水面直下までルアーを追いかけて来ますので、棚はそれほど気にする必要はありません
小さなプラグではほぼボトムを取れませんが、釣れますのでご安心下さいww
ジグ単を使用してボトムを取る方法もありますが、sashimiの経験上そこまで釣果に差はありません
※根掛かりのリスクも出て来ます
外道(ゲスト)について
プラグを引いていると、ガシラやアジなんかも良くアタックして来ます
やり込むと、掛かった後の引きでメバルかガシラを判断出来るようになります
外道がまとまって釣れた場合、ガシラは唐揚げ、アジは素焼きで美味しく頂いております
上手く持って帰れるだけまとめられない場合もあります
この日はアジが入ってきて地合いが一瞬、メバルに切り替わった所でタイムオーバーでした
※アジとメバルは住み分けている場合が多く、どちらかが釣れなくなった時点でもう一方に切り替わる場合が多くあります
※10cm未満の小型の個体は共存している場合もあります
リリースも念頭においてキープしておくのが大切ですね!!
持って帰ってもどうする事も出来ない釣果の場合もあります↓
このような釣果の場合はリリースですね
その為、魚掴みをあまり使わない様にしています
水汲みバケツをレインズさんのものに新調しました
下部が軽いので、以前に使っていたダイワさんのものに比べると水の汲みにくさは感じますが、容量が大きく気に入っています
釣果情報のリサーチ方法
- SNSでの情報収集
Instagramで「越前海岸」と検索すると、この時期のメバルの釣果が結構出てきますので、参考になります
専門で狙われている方の投稿も多いですよ
- 上州屋福井店さんのサイト
釣具の上州屋新福井店さんのサイトで釣果情報が確認出来ます
上州屋さんのサイトはこちらより
お店の前のホワイトボードは、よりタイムリーな情報が書かれています
アクセスはこちらより↓↓
- フィッシングポイントさんのサイト
フィッシングポイントさんのサイトでもメバルの釣果を確認出来ます
ロックdeナイトなどのメバリングのイベントもずっと開催されていますので、メバルに強いショップですね
ポイントさんのサイトはこちらより
こちらも店前にホワイトボードがあります!!
アクセスはこちらより↓↓
メバルが釣れるポイントの見つけ方
メバルは居着きのものだけでなく、群で回遊し動き回っております
様々な「変化」を見つける事がポイントを発見する近道になります
常夜灯周り、地形がワンドになっているポイント、シャローからディープへ急に深くなっているブレイクなどが良いポイントになります
また藻が多いポイントやテトラ周りも良いポイントになります
上記から越前海岸ではメバリングに関しては、ポイントに困る事はほぼありません
0→1を目指されている方は小型のメバルの数釣りが先ずはオススメです
漁港内の岸沿いを狙うことで、コンスタントに釣ることができます!!
メバルは日が落ちてからの釣果が圧倒的に多い事と、回遊メバルは時間指定がある場合が多いので、実績ポイントでは時間をズラして通い込む事で、ほぼ確実にキャッチ出来るようになります
三国〜越前海岸のほぼ全てがポイントになってくると思いますが、大型のもの(尺メバル)は磯場での釣果が多いですね
磯場はヤリイカ同様、呼鳥門付近が良いと思います
呼鳥門へのアクセスは下記より
デカテトラや危険なポイントも多いので、救命胴衣などそのポイントに併せた装備で釣行下さい
最後に
メバルは成長スピードが遅く、メバリングの流行などから近年数が減少しております
グラスミノーでやっていた頃は当たり前のように尺メバルが毎回2〜3匹は混じったものですが…..
生命力の強い魚ですので、リリース後の生存率はとても高いです
皆様で限りある資源を大切にする為に必要以上のキープはしないでおきましょう!!
もちろん食べてもとてもおいしい魚です、焼きや煮付け、ムニエルや刺身も絶品です
年に1度は旬の味を堪能するのも良いですね
今回の記事が皆様の釣行の一助になれば幸いです
また釣行の際は、釣果の紹介もさせて頂いております
宜しければご覧頂けると励みになります、ではまた次回の記事にて!!
2024/9/1 リライト
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