3月解禁、渓流ルアーフィッシングに必要な3つの「力」とは!?

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渓魚 渓流

いよいよ冬も終わりを見せはじめると渓流へトラウトと戯れに行くシーズンが始まります

僕も長年様々な釣りに挑戦して来ましたが、どうしても格式が高く見えてしまい、挑戦が遅れてしまったのが渓流ルアーフィッシングでした

専用のベストをワッペンでカスタムし、木の柄のついたネット、高級そうなロッドをオールドリールで..

そんなイメージが僕の渓流に対する当時のイメージでしたww

しかし、いざ足を踏み入れて見ると「これほど手軽に自然に近づけ、簡単な道具で挑戦出来るのか?」と驚嘆し、今ではすっかり渓流の魅力に取り憑かれてしまいました

今回は初心者の方やこれから渓流に挑戦しようと考えられている方、あまり釣果が思わしくない方に向けて渓流ルアーフィッシングに必要な3つの「力」について解説して行きたいと思います

この記事を読む事で渓流ルアーフィッシングについての理解が深まります、また渓魚(イワナ、ヤマメ、アマゴなど)の釣り方についての理解も深めて頂けます

岩魚

↑令和5年ある日の釣果

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渓流ルアーフィッシングで必要な能力(推理力)

では早速、3つの「力」について解説して行きたいと思います

一つ目の渓流ルアーフィッシングに大切な「力」とはズバリ現地を推理する能力、「推理力」になります

推理力、これが釣果を一番分けるポイントになると僕は考えております

意外に思われるかもしれませんが、渓流釣りにおいては、頭を働かせる事はタックルを扱う小手先のテクニックより釣果を伸ばすために大切な要素になります

渓流は遊漁券を購入し、同じ趣味を持つ方と共に1つの河川で竿を振る事になります

暗い間から入る場所を確保したり、誰も足を踏み入れた事のない源流を目指すのならば別として、基本的には先行者の入った可能性のあるポイントで釣りを展開して行く事になります

そこで入渓して見て、現地の状況からポイントの現状を推理して行く事が大切になってきます

先行者の方がどのくらい前に居たのか? 居たのであれば餌、フライ、ルアーどの仕掛けでやっていたのか?

上記を推理し、釣り上がる区間を①パスするのか?②エントリーするのか?を決定します

釣れるポイントを見つける為の動作というよりも釣れない区間(ハズレ)で竿を出さないようにする為に必要な力が推理力になります

※もちろん現地には人はいないので推理での判断になります(人がいた場合、先行者の方にどこからなら入って良いのか尋ねるようにしましょう!)

僕の一連の流れを下記にて紹介致します

 1、アクセスしやすい所に入ります

 2、砂防、深み、落ち込み等、2~3ヵ所くらいの目ぼしいポイントを目処に丁寧に釣り上がります

 3、魚の反応を振り返り、そのまま上がるのか?別の場所からエントリーし直すか?決定します

※1~3を繰り返します

上記で先行者の方が「どの仕掛けでやっていたのかを推理する」と書いたのは餌の方とルアーの方では狙うポイントに若干違いがあるからです

餌の方は水深の浅い、河川に変化の無い川が一直線に伸びているポイントをパスしがちです

そんなポイントはルアーマンには一級ポイントとなりますので、先行者が餌の方であると判断すれば僕はそこから釣り上がります

ロングチェースの末、バイトに持ち込める最高の展開が期待出来ますからね!!

またフライの方が先行者として入っていると推理した場合は、背後や上部に木々にがあると竿を振り辛いので、そのようなポイントを重点的に攻める事で釣果を上げやすくなります

その為、先行者がフライマンの可能性がある場合も僕はエントリーして行きます

盲点としてエントリーしやすい場所は、ベテランの先行者が竿を出さずにパスをしている場合が非常に多いです

その為、丁寧に探ると大物が釣れたり、釣れ続ける事も少なくありませんよ

推理力が活きたある日の釣行

14時半~16時までの2時間での釣行でした

時間もあまり無いので、適当な所から深みのあるポイントまで釣って行きました

良さそうな深み、流れ込みでの反応は無く、少し遠投出来る奥に伸びたシャローポイントで2本釣れました

※奥に伸びたシャローポイントではヘビーシンキングミノーの連続トゥイッチが効果的です

そこで、先行者は餌師ではないか?と判断してそのまま釣り上がる決定をしました

※奥行きのあるポイントで立て続けに釣れた事から延べ竿の方がパスをしたのでは?と推理した為です

釣り上がる際は誰もが良いと感じる様なポイントでは無く、餌師の方が狙わないような小さな落ち込み、だだっ広いシャローを重点的に狙いました

その重点ポイントで岩魚、山女を数匹追加してストップフィッシングとしました

渓流ルアーフィッシングで必要な能力(機動力、体力)

上記推理力を発揮して入渓する場所を変えたり、どんどん釣り上がり情報を収集するには体力、機動力が必須になって来ます

ここでいう機動力とは走って渓流を駆け上がる力ではありません

不安定な足場をしっかりとした足取りでぐんぐん登って行ける力になります

機動力があれば、行動範囲を増やす事が出来き、1釣行の内容を濃くする事が出来ます

また、渓流ルアーフィッシングでは、活動範囲が他の釣りよりも広くなりますので、どのくらい動くと注意が散漫になってしまうのか?自身の身体についての理解も大切です

渓流ではトラブルに巻き込まれないように常に頭の働いた状況での活動が望まれます

岩場を登る際、「手を置いた先にマムシがいて噛まれた」「上流部にいるクマに気づかずどんどん釣り上がり近づいていた」など注意していれば回避出来たかもしれないトラブルも結構あります

特に熊は僕も何度か遭遇していますが、対策をしておくといざという時、悪い状況を切り抜けられるかもしれないという安心感が生まれます

僕はスプレーと鈴で対策しております

熊撃退スプレーはお値段は張りますが、安全には変えられませんね

実店舗で購入するより、ネットショップの方が少しリーズナブルです

使用期限がありますのでしっかり確認の上持ち込みましょう!!

またお守りがわりのクマ鈴も付けて入渓します

鈴の替わりにラジカセを鳴らして歩いているベテランの方も多いですねww

毒蛇や虫対策としては噛まれ後に毒を吸い取れるポイズンリムーバーを持ち歩いています

あくまで応急処置なので、毒蛇や毒性の強い虫に噛まれた場合は直ぐに下山して病院へ行きましょう

渓魚の味は6月からとても濃く、美味しくなって来ます

しかし、6月からまとまった雨が増えると周囲の草は伸び始めます(僕の通う北陸河川では)

藪漕ぎに近い状況から入渓する事になる場合が増えて来ますので、虫対策や擦れ傷対策として化繊のTシャツに薄手のジャヶットなど長袖の装備をオススメします

しかし、気温の高くなる時期に肌を露出しないので、汗を多くかきます

その汗が冷えて低体温症になる場合もありますので、水分、着替えを十分準備して釣行しましょう

低山登山などで、体力をつけておくと渓流ルアーフィッシングをさらに満喫する事が出来ます!!

やはり渓流ルアーフィッシングにおいて、体力があるというのは安全に釣行する為にも、釣果を伸ばす為にも大切な要素となってきます

特に登山と比べ、石に苔が生えている渓流は転倒の可能性が高まります

機動力と体力を鍛え、怪我の無い釣行にしてくださいね

また、道具でも転倒の危険を減らすことが出来ます

フェルトスパイクのソールのウエーダーが安心ですね!!

※これで完璧な訳ではなく、滑る場面も必ずありますので注意が必要です

また虫対策として昔からよく使われているハッカの虫除けは効果が高いですよ

活動中は気付きませんが、休憩、下山の際に自身の汗の量に驚く事があります

気温、装備による体力の消耗には気をつけなくてはなりません

最後に

今回の内容はのホームエリアである北陸地方の河川を想定して書かせて頂きました

※北海道、東北エリアなどでは全く違った状況になっている場合がありますので、現地情報を収集下さい

最近のアウトドアブームで釣り人がかなり増えました

それに伴いポイントの争奪戦が各地で繰り広げられているかと思います

そんな中ですが、お昼からゆっくり出かけて自分の頭で状況を推理して思い通りに渓魚と出会える

そんな釣りを僕は目指しております

今回はそのノウハウを書かせて頂きました

釣果の記事でご確認頂けますが、お昼にメジャーポイントで尺イワナも取っております 記事はこちらより

そんなのんびり楽しめる為のノウハウを今後も発信していければと考えております

特に自然に身を置きのんびり楽しめる渓流ルアーフィッシング、オススメですよ!!

皆様も安全に気をつけて挑戦されて見ては如何でしょか?

ではまた

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